貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

『火花』

2015年04月09日 | 日記・エッセイ・コラム
春の時間はのんびりと流れている。
太陽が人知れず雪の塊を水滴に変え、大地に潤いを与えているからだ。
秋の夕暮れ時の寂しさ、冬の厳しさから解放される瞬間だからかも知れない。
最近、本屋での滞在時間が長くなった。
軒並みマンガが立ち読み出来なくなったからではない。
週刊ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンなど閲覧禁止となっている。
私はそのお店では違うエリアに出没するようになった。
それは「新刊」のコーナーです。
「売れています」の札の上には又吉氏の『火花』が並ぶ。
うず高く積まれていたであろう本の山は残り3冊ぐらいになっている。
確かにうれている証拠だ。
手に取るのだが買おうかどうかいつも迷う。
踏ん切りがつかないのは何故だろうと考える。
純文学にアレルギー反応を示している訳ではない。
歯茎の腫れと痛みが取れないからとも違う。
それを手にしてしまったら私の作家魂に火が付いてしまうのが怖いのだ。(何を言っているんだ!このおっさん!!)
だから違う本を選びレジに運ぶ。
勿論、お釣りと領収書を忘れずに。
今朝も6時起床、しまった!貰った図書カードがあったんだ~・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする