手持ち無沙汰。

今日も暑い一日だった。日増しに日が長くなるのを感じています。中学野球の延長部活で子供達は午後７時を過ぎても帰ってこない。カラスもようやくねぐらに帰るようだ。夕暮れのひと時、カエルの合唱を聞きながら、窓から外の風景を眺める。一番星はまだ出ていないようだ。

帰宅早々風呂に入り、夕涼みをしている。ビールが飲みたいが、妻もいないので手持ち無沙汰だ。妻が帰ってきたのが午後６時前、娘と図書館に行くのと言うので「暑いからビールを飲まないか？」と尋ねると「まだ木曜だから・・・」とのつれない返事。午後６時３０分には娘と図書館に行くと言う。「その間に飲んで飲んでしまえば良いではないか」と考えるが。

仕方がないのでパソコンの前に座る事になるが、政権のその後が気になるのでＮＨＫのニュースを見る。期待は薄そうな雰囲気だ。

まだ、だれも帰って来ない。喉の渇きに我慢できなくなり焼酎の水割りを飲む。実に喉越し爽やかなのだ。妻がいないので気兼ねなくお代わりをする。

久しぶりに「ゲゲゲの女房」を午後７時３０分から見る。「手形は怖いね～」と３杯目の焼酎を飲みながら呟く。つまみがないのでちくわを１本冷蔵庫から取り出す。

「仕方ねぇ～。鼻つまんで飲むしかないか・・・」

汗が大量に出たせいで、アルコールの廻りが遅いような気がする。

「そうか・・・。今日は木曜日だ・・・」

流されている自分にようやく気がつく。

カエルの歌が一段と賑やかな夜。今宵のテレビは見るものがないようだ。

「そうだ。本でも読むか・・・」

今朝も６時起床、朝が来るのが早すぎる・・・。