いやいや、ちょっと問題になりましたねぇ。スカイマーク、例の苦情受け付け拒否。
あの方針自体は数年前からだったんだそうで。
<スカイマーク>「機内の苦情は消費生活センターへ」
航空会社のスカイマーク(東京都大田区)が乗客に対し、苦情は機内ではなく消費生活センターなどに伝えるよう明記した文書を示しており、東京都消費生活総合センターは4日、同社へ抗議することを決めた。
スカイマークによると、この文書はA4判の「サービスコンセプト」。5月18日から機内全席の前ポケットに入れており、内容は▽客室乗務員は荷物の収納の援助をしない▽客室乗務員に丁寧な言葉遣いを義務づけていない▽客室乗務員は保安要員としての搭乗で接客は補助的なもの--など8項目。数年前からの方針だが、乗客から客室乗務員の接客について問い合わせが相次いだため作成したという。
文書はさらに「機内での苦情は一切受け付けません。ご理解いただけないお客様には定時運航順守のため退出いただきます。ご不満のあるお客様は『スカイマークお客様相談センター』あるいは『消費生活センター』等に連絡されますようお願いいたします」と明記。都消費生活総合センターに4日、この文書に関する苦情が1件あった。
同センターは週内に「消費者基本法も苦情を適切処理することを事業者の責務としている」とスカイマークに抗議、文書の回収と訂正の広報を求めることにした。スカイマークの広報担当は「センターは公的機関なので当社の苦情を聞いていただいてもいいと認識している。抗議があれば対応を検討したい」と話している。
<スカイマーク>機内の苦情対応の文書を修正へ
航空会社のスカイマーク(東京都大田区)が機内の苦情を消費生活センターなどに連絡するよう求める文書を乗客に示していた問題で同社は6日、文書を修正すると発表した。「ご不満のあるお客様は『スカイマークお客様相談センター』あるいは『消費生活センター』などに連絡されますようお願いいたします」という記述から「消費生活センター」を削除するという。
同社によると、この文章は機内の座席のポケットに入れられていたが、東京都消費生活総合センターから抗議があったのを受け、約5000枚を回収して14日から入れ替えるという。広報担当者は「消費生活センターは苦情を訴える際の第三者機関という意味で掲載したが、認識不足だった。おわびしたい」と話している。
まぁ、LCC(格安航空会社)は安いなりに各社様々な所で経費削減をするわけなんですが(スカイマークはLCCを名乗っていないが実質該当すると言える)、安全が非常に重視される業界なだけに少々そのドラスティックさに懸念も生まれます。
実際、一番上のリンクで飛びますWikiを読んでますと、過去に様々な問題がありました。
そしてその安全に関わる事件も最近ありましたね。
スカイマーク:別の滑走路に誤着陸…茨城空港
茨城空港で22日夕、新千歳発のスカイマーク794便(ボーイング737−800型、乗員乗客142人)が、着陸が許可されたのとは別の滑走路に誤って着陸していたことが、国土交通省と同社への取材で分かった。滑走路に他機はなくけが人もなかった。国交省は大事故につながりかねない重大なトラブルではないが、安全上問題があるとして同社に調査を指示した。
国交省と同社によると、同機は22日午後5時半ごろ、茨城空港に到着。同空港は南北に延びる滑走路が並列しており、管制官は西側の滑走路に降りるよう指示したが、同機は東側に着陸した。男性機長は着陸後ターミナルに向かう際にミスに気付いたという。同社は国交省に「機長が降りる滑走路を勘違いしてしまった」と説明。調査を終えるまで機長と同乗の副操縦士を乗務から外すという
。
スカイマーク:国交省が厳重注意 安全上の支障が6件
国土交通省は22日、スカイマークが2〜5月に管制の指示した航路を逸脱したり操縦士に超過勤務をさせたりするなど、安全上支障のある事態が6件あったとして厳重注意した。6月5日までに改善策を報告するよう求めている。
国交省によると、問題の事態は▽成田空港で2月26日、出発時に航行を管理するシステムに航路の入力を完了せず離陸し、予定の航路を逸脱▽3月27日の成田空港着陸時、管制の指示通り航行管理システムに航路を入力せず航路を逸脱▽茨城空港で4月22日、2本の滑走路のうち管制の指示と異なる滑走路に着陸▽4月30日〜5月1日、国交省の通達で国内線では操縦士に24時間中8時間を超える乗務を禁じているのに、1人に対し9時間36分乗務をさせた。勤務時間も社内で13時間以内と定めていたが、15時間34分勤務させた−−など。
スカイマークは10年4月、操縦士が飛行中の操縦室内で記念撮影していたなどとして業務改善勧告を受けている。
先日の関越道ツアーバス事故で、『安かろう悪かろう』がいかに危険なのかが注目されました。
…………飛行機って、もっとヤバくないですかね?
最後に、これは大分前に貼ったWikiですが、進入する滑走路を間違えるとこんな事になりますよ、という大事故をお読み頂きたいと思います。
テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故
視界の良し悪しはありますが、だからと言って「アッ!」と思った時に即修正出来る物ではありません。
『車は急に止まれない』
飛行機は、もっと止まれませんよ?
むしろ、止まったら落ちます。
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
あの方針自体は数年前からだったんだそうで。
<スカイマーク>「機内の苦情は消費生活センターへ」
航空会社のスカイマーク(東京都大田区)が乗客に対し、苦情は機内ではなく消費生活センターなどに伝えるよう明記した文書を示しており、東京都消費生活総合センターは4日、同社へ抗議することを決めた。
スカイマークによると、この文書はA4判の「サービスコンセプト」。5月18日から機内全席の前ポケットに入れており、内容は▽客室乗務員は荷物の収納の援助をしない▽客室乗務員に丁寧な言葉遣いを義務づけていない▽客室乗務員は保安要員としての搭乗で接客は補助的なもの--など8項目。数年前からの方針だが、乗客から客室乗務員の接客について問い合わせが相次いだため作成したという。
文書はさらに「機内での苦情は一切受け付けません。ご理解いただけないお客様には定時運航順守のため退出いただきます。ご不満のあるお客様は『スカイマークお客様相談センター』あるいは『消費生活センター』等に連絡されますようお願いいたします」と明記。都消費生活総合センターに4日、この文書に関する苦情が1件あった。
同センターは週内に「消費者基本法も苦情を適切処理することを事業者の責務としている」とスカイマークに抗議、文書の回収と訂正の広報を求めることにした。スカイマークの広報担当は「センターは公的機関なので当社の苦情を聞いていただいてもいいと認識している。抗議があれば対応を検討したい」と話している。
<スカイマーク>機内の苦情対応の文書を修正へ
航空会社のスカイマーク(東京都大田区)が機内の苦情を消費生活センターなどに連絡するよう求める文書を乗客に示していた問題で同社は6日、文書を修正すると発表した。「ご不満のあるお客様は『スカイマークお客様相談センター』あるいは『消費生活センター』などに連絡されますようお願いいたします」という記述から「消費生活センター」を削除するという。
同社によると、この文章は機内の座席のポケットに入れられていたが、東京都消費生活総合センターから抗議があったのを受け、約5000枚を回収して14日から入れ替えるという。広報担当者は「消費生活センターは苦情を訴える際の第三者機関という意味で掲載したが、認識不足だった。おわびしたい」と話している。
まぁ、LCC(格安航空会社)は安いなりに各社様々な所で経費削減をするわけなんですが(スカイマークはLCCを名乗っていないが実質該当すると言える)、安全が非常に重視される業界なだけに少々そのドラスティックさに懸念も生まれます。
実際、一番上のリンクで飛びますWikiを読んでますと、過去に様々な問題がありました。
そしてその安全に関わる事件も最近ありましたね。
スカイマーク:別の滑走路に誤着陸…茨城空港
茨城空港で22日夕、新千歳発のスカイマーク794便(ボーイング737−800型、乗員乗客142人)が、着陸が許可されたのとは別の滑走路に誤って着陸していたことが、国土交通省と同社への取材で分かった。滑走路に他機はなくけが人もなかった。国交省は大事故につながりかねない重大なトラブルではないが、安全上問題があるとして同社に調査を指示した。
国交省と同社によると、同機は22日午後5時半ごろ、茨城空港に到着。同空港は南北に延びる滑走路が並列しており、管制官は西側の滑走路に降りるよう指示したが、同機は東側に着陸した。男性機長は着陸後ターミナルに向かう際にミスに気付いたという。同社は国交省に「機長が降りる滑走路を勘違いしてしまった」と説明。調査を終えるまで機長と同乗の副操縦士を乗務から外すという
。
スカイマーク:国交省が厳重注意 安全上の支障が6件
国土交通省は22日、スカイマークが2〜5月に管制の指示した航路を逸脱したり操縦士に超過勤務をさせたりするなど、安全上支障のある事態が6件あったとして厳重注意した。6月5日までに改善策を報告するよう求めている。
国交省によると、問題の事態は▽成田空港で2月26日、出発時に航行を管理するシステムに航路の入力を完了せず離陸し、予定の航路を逸脱▽3月27日の成田空港着陸時、管制の指示通り航行管理システムに航路を入力せず航路を逸脱▽茨城空港で4月22日、2本の滑走路のうち管制の指示と異なる滑走路に着陸▽4月30日〜5月1日、国交省の通達で国内線では操縦士に24時間中8時間を超える乗務を禁じているのに、1人に対し9時間36分乗務をさせた。勤務時間も社内で13時間以内と定めていたが、15時間34分勤務させた−−など。
スカイマークは10年4月、操縦士が飛行中の操縦室内で記念撮影していたなどとして業務改善勧告を受けている。
先日の関越道ツアーバス事故で、『安かろう悪かろう』がいかに危険なのかが注目されました。
…………飛行機って、もっとヤバくないですかね?
最後に、これは大分前に貼ったWikiですが、進入する滑走路を間違えるとこんな事になりますよ、という大事故をお読み頂きたいと思います。
テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故
視界の良し悪しはありますが、だからと言って「アッ!」と思った時に即修正出来る物ではありません。
『車は急に止まれない』
飛行機は、もっと止まれませんよ?
むしろ、止まったら落ちます。
←例のアレです!! お気が向かれましたら。