フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

地方を元気にするのは夢と起業!利根沼田は無限ポテンシャルを秘めたフィールド(畑・領域)で日本一の地方を目指そう

農業でも”ねじれ”?

2010-09-16 19:47:09 | 農業ビジネスのタネ・ネタ?
こんばんは、山口浩輝です

KAN氏が代表戦勝ちましたね・・・

私は投票権ありませんが、外国人にはあるようで・・・

実質、総理大臣を決める選挙なのに・・・

まぁ、3ヶ月で交代は早すぎるという事なのでしょう


それはさておき、農業の現場でも頭を悩ませる問題があります

農薬などの”ポジティブリスト制”というヤツです

要は以前の「使用してはいけない」という法制度から

「使用して良い」もの以外は全てダメというに変えたのですが

それ自体は、まっとうな法律ですし、当時の中国産などに横行していた無登録農薬などの締め出しには効果があったと思います

でも、もう1つの大きな問題

「ドリフト」という、自分が意図的に使ったり、誤使用する以外に、隣接畑から飛散してしまうという問題が残ります

これは旧来からの小規模農業であった日本には大きな障壁です

小さい畑が多く、所有者も生産品目も多様なため、栽培の統制はまず不可能

現在は農薬散布を注意してやるようにといった極めて曖昧な方法しか無いのが実態です

ですが、突然の突風などが吹いてしまえば霧状の薬剤など数十メートルはすぐに飛散してしまいます

法律なので受け入れなければならないのですが、これには生産者として譲れない条件があります

それは”大規模化”や”農地の集約”を同時に進める事です

この法律が施行された当時は確かにありましたが

今は逆行して、小規模保護の方向に巨額のお金を使おうとしています

別に旧政権の支持者ではありませんが、こういった”ねじれ”は確実に存在します

ただでさえ自然相手でリスクが高い農業に、更なるリスクを負わせるような政策には正直がっかりせざるを得ません

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ありがとうございました