どうなることかと案じていたが、妹の「ホーム」の入居話も、一歩一歩、進んできた。
「ホーム」を束ねるホーム長さんは、お若くて誠実そうなお人柄とお見受けした。
妹も、きっと、気に入ってくれることだろう…。
前回は、興奮していたせいか、見えなかったことも、今回は、見えてきた。
私たちが思っていた以上に、入居の方々の年齢は高いかもしれない。
ちょうど、ランチタイムだったので、皆さん、銘々に食堂に集ってこられる。
皆さん、こぎれいな身支度だ。
想像していたような華美な服装ではなく、ごく、普通の格好だ。
年齢が高いことは、今の日本の縮図だろう…。
私が通っている「ミニ・リハビリ」だって、82歳の私は、洟垂れ小僧なんだから。(笑)
契約締結後、再度、3階の部屋に。
モスグリーンのカーテンがかかっていた。
部屋のレイアウトは、それが基調となるだろうか…。
部屋の寸法が書いてある紙をニトリに見せる。
すべて、プロにコーディネートをお願いした。
義姉の時も、甥夫婦がそうしたように…。
チェストをはじめ、椅子やランプなどが整うのは2月の終わりになるという。
しばらくは、「ホーム」からの借り物で済ませるしかないだろう。
今回の契約の際、肉親として、「命」に係わる記述項目も多だ、あったけれど、
一貫して、考え方は同じだ。
「無理せず、穏やかな自然体で過ごす…」
これが、これからの妹の人生の指針となるだろう…。