このコロナで自粛生活が続いている。
以前にもまして、宅配便が多い。
大体、３か所くらいの配送所から届けてくるようで、顔触れもほぼ同じだ。
家に居ながらにして、用が足せるのだから、こちらはすごくラクチン。
運んでくださる方に、いつも、申し訳なく、肩身の狭い思いをしている。
仕事なんだから…と、割り切れればいいのだけれど、そこは、古い昭和の人間だ。
ビジネスなんだから…と思いきれないものを抱えている。
わが家に来てくださる配送人の方は、それは皆、よくできた人で、いつもニコニコと
笑顔を向けてくれる。
荷物と一緒に、幸せ感まで運んでくれてるようで、とても気持ちが良い。
有難いことだ❣
さしもの大食漢だった我が夫婦も、どうやら、人並みになってきたようだ。
最近、食事の量が減ってきた。
極端な言い方すれば、なんでも、１/２の量で良い。
ご飯も、パンも、麺類も。
納豆も、お豆腐も、何もかも、主人と半分こ。
何やら、おままごとをしてる感じだ。
だから、当然、おなかが空く。
おやつは欠かせない。
結局、ちびりちびり、5食、食べてる勘定になる。
老いると、胃も小さくなってくるのだろうか…。
またまた、主人の話。
会社勤めのころにはわからなかったことが、退職して暇な老人になったら見えてくることって、いっぱいある。
主人が、クレーマーだってこと、知らなかった…。
のべつ幕なし、文句を言っている。
枕詞は…、「おかしくねぇ～か！」
判で押したように、その言葉を言ってから、延々と文句を垂れる。
新聞を読んでいても、TVを見てても…。
昨日は、表通りのバス停の傍に置いてある自販機のごみ箱について、文句たらたら。
確かに、自販機のペットボトルを入れるゴミ箱だけれど、通りすがりの人がごみを入れていくのか、
いつも、そこは汚くなっている。
掃除大好き爺さんの主人のことだから、きれいに掃除はしてくるけれど、さすがに、ごみの始末までするほど、お人好しではない。
自販機の会社が、見回りの時に綺麗にしていくのが筋だろう…と、怒っているのだ。
〇〇さんともあろう会社が…。
と、会社に電話を入れる。
この「〇〇さんともあろう会社」と言う言葉は、効果てきめんだ。
すぐに係の人がやってきて、回収やら掃除やら、綺麗にしていく。
やはり、大手の会社は、体面は重要らしい。 (⌒▽⌒)アハハ!
紅顔の美青年であった主人が、よもや、がみがみ爺さんに変わろうとは…。
歳月と言う変化は、恐ろしいもんだ。
毎日のごみ出しの件だ。
確かに、今は、仕事を持ってらっしゃる方が多いから、朝、出してしまえば、後のことなど、ご存じないのだけれど…。
たとえ、段ボール一枚にしろ、風であおられて、散っていくし、ペットボトルも、しかり。
収集車に入れられるまでは、なかなか、目が離せないこともある。
昔のように、専業主婦などまれなことだから、つい、年金暮らしで、仕事を持たない主人が見るようになってしまう。
仕方がない話だとは、思っているが…。
人間、機嫌が良いときばかりではない。
体調が悪いときなど、そのうっぷんを女房に当たり散らすのだ。
私とて、人の子だ。 いつも、ニコニコ、聞いてばかりもおられずに…。
嫌な顔をしてしまうから、主人の怒りは何倍にも膨れ上がることになる。
まぁ～、確かに主人の言わんとしてることはわかる。
要するに、ごみ出し一つとっても、気持ちがこもっていないのだ。
社会は、どんどん、悪くなる一方で、気が滅入ることも多い。(-_-;)
動脈解離で命拾いした息子。
退院以来、毎朝の血圧checkに余念がない。
あの無精者の息子が、なんと、毎朝、血圧ノートにグラフを書いているのだ。
私も、先月以来、血圧ノートに記入。
おやおや、主人まで、書きだした。
頂いてきたところが違っているから、当然と言えばそうなのだけれど、三者三様。
たかが、血圧ノートと言っても、種類はあるものだと、感心している。
確かに、数値をグラフに表わすと、日々の違いが分かって、一目瞭然。
たいしたものだ。
