りぞあかぶろぐ2
ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。




  最近は、12月が東京の紅葉の盛りになった感がありますね。

 見出し画像は、箱根山通り。戸山公園の早稲田側の入り口です。

 戸山公園は、大久保地区と箱根山地区に分かれています。

 大久保地区には、サービスセンターがあり、以前、紅葉満喫スタンプラリーで訪れていますね。

 このあたりは、江戸時代には、尾張徳川家の下屋敷だったとのこと。

 回遊式の庭園、戸山荘として整備され、箱根に見立てた築山、玉円峰などがあったとのこと。

 これが現在の箱根山。

 幕末に災害等で荒廃し、明治政府に明け渡されます。

 その後、陸軍戸山学校が開かれ、練兵場などに利用されたとのこと。

 下の写真は、旧陸軍戸山学校軍楽隊野外演奏場跡です。

 ちょうどすり鉢のような地形となっていて、こちらで近年、演劇祭なども行われているようです。

 

 

 戸山公園が公園として開園したのが、昭和29年(キリスト暦1954紀元2614)。

 今年は開園70年になるわけですね。

 箱根山の頂上への最後の登り口は、かなり急な階段となっています。

 箱根山の標高は、44.6m。山の手線内では、最も高い地点だとか。

 でも築山ですからね。

 以前、愛宕山に行った際、天然の「山」で最も高いという話がありましたが、「天然でない」山とは、こちらのことだったんですね。

 ちなみに愛宕山の標高は、25.7mです。

 標高だけでなく、建築物の高さをいうと、東京タワーは333m(海抜では351m)、サンシャイン60が239m。

 眺望という点では、驚く時代ではなくなりましたが。

 庭園にもなっていた江戸時代には、驚くような眺望だったのでしょうね。

 箱根山を下り、明治通り方面にむかいます。

 このあたりの都営住宅も戦後整備されたものとのこと。

 もともと同じ敷地のためか、まるで公園が団地の敷地のようにも感じます。

 道に出ると、東新宿の駅は、すぐそばです。

 紅葉の木々とわかれときには、お昼時。

 近くのカレー店でも物色することにします。

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