Rockzy 倶楽部 Ⅱ

♬~私の喜怒哀楽の想い出は音楽と共に~♬

☆今日はちよっと視点を変えて「Roof Top Concert---Get Back~Don't L

2012-11-14 17:27:11 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Rooftop Concert 1969 (Part 1/2)
今日は本当に寒い、これは、いつ雪が降ってもおかしくない感じです。こんな時は好きな音楽か映画を暖かい部屋で聴いているのが一番。そして、部屋フェスor部屋シネマのどっちか、両方かねそなえているのは、やはりビートルズだけ、ちょっと無理あったかな、そんなわけで、映画「Let It Be」って感じです。

映画『レット・イット・ビー』のラストを飾るシーンの撮影目的で、自社ビルの屋上にて機材を運び込み、予告無しでオフィス街の中で大音量のライブが敢行された。だが、その日は正午過ぎにもかかわらず気温はわずか2度で、風も吹いていたためマイクのウィンドスクリーン代わりにストッキングが用いられた。また、メンバーは同伴していた各夫人から上着を借りた(メンバーが女性ものの服を着ているのはこのためである)。

著名なビートルズの生演奏であったため野次馬も大勢やってきたのが、映画でも確認できる。道路には屋上を見上げる群衆ができ、近隣のビルの屋上には人だかりができ、中には梯子でアップル社の屋上近くまでやってくる人までいた。

午後のビジネス街で突如始まった演奏は、あちこちに反響して騒音になり、しばらくすると警察官もやってくるような事態になったが、警官たちはすぐにはやめさせようとせず、静観してロード・マネージャーのマル・エヴァンスとやり取りを行っていた。その後、警察官が演奏を制止するため、屋上に昇ってきたので、マルはジョージ・ハリスンジョン・レノンのギターアンプの電源を咄嗟に切るが、ギターが鳴らなくなった事に困ったジョージは接続を確かめ、電源を入れ直してしまう。そしてマルも仕方なくジョンのアンプの電源を入れる。この事は『アンソロジー3』Disc 2収録の「ゲット・バック」の演奏や『レット・イット・ビー』でも確認でき、一時的にポール・マッカートニーベースリンゴ・スタードラム音のみの時間がある。

結局警察官により演奏は47分で中止されてしまうが逮捕などの処置はなかった。しかしリンゴ・スターは、「警官に羽交い締めにされて逮捕され、そのシーンを映画のラストに使いたかった…」とドキュメンタリー映像作品『アンソロジー Vol. 8』で語っている。映画のほんの一部ですが、あらためて、音楽を聴いてみるのも、いいと思います。これからも、よろしく

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☆今日は「The Beatles---Baby You're A Rich Man」ジョンとポール

2012-11-13 17:57:43 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles Baby You're A Rich Man (2009 Stereo Remaster)
今日は、とても一日が長く感じた。仕事もそれなりで、スムーズに、行き過ぎて、時間をもてあましたのかな?年末も近いというのに、もう少し忙しくてもいいんだけどな。世の中やはり不景気なんだろうか。そんなことも、ふくめて<お金持ちになりたい>なんて夢物語だけど、楽曲だけでも景気よく、「Baby You're A Rich Man」と、いこうかな。

レノン=マッカートニーの作品。Aメロをジョンが、サビをポールが作った楽曲である。ヴォーカルはジョン・レノンとポール・マッカートニー。ジョンが作っていた「ワン・オブ・ザ・ビューティフル・ピープル」とポールが作っていた「ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・マン」を合体させて完成した曲である。前者が本曲の前半、後者がサビ~後半部分となっており、曲名もポールの製作していた後者が採用された。ジョンはヴォーカルのほか、ピアノクラヴィオライン(初期のアナログシンセサイザーの一種)、コーラス、ポールは同じくヴォーカルのほか、ベース、ピアノ、コーラスで、ジョージ・ハリスンがギター、コーラス、手拍子で、リンゴ・スターがドラムスタンバリン、手拍子を担当している。他にエディ・クレイマーヴァイブで参加している。他にミック・ジャガーがコーラス、ブライアン・ジョーンズオーボエで参加しているとされるが、オーボエの音はジョンがクラヴィオラインで演奏したものであり、二人共に参加していなかったとされるが詳しくは分かっていない(ジョーンズに関しては恋人をキース・リチャーズに取られた影響で精神が不安定になっていた上、レコーディング前日の5月10日に薬物所持で逮捕されており、尚更参加出来る状況ではなかったとする説もある)。レコーディングは1967年5月11日ロンドンオリンピック・スタジオで行われ、テイク1からテイク12までが録音された。また、同日にミキシングも行われている。プロデューサージョージ・マーティンエンジニアキース・グラントアニメ映画ビートルズのアニメ映画『イエロー・サブマリン』のために作られ、同映画でも使用された。1999年に 『イエロー・サブマリン』のDVD化に合わせて発売されたアルバム『イエロー・サブマリン ~ソングトラック~』にも、映画中で挿入歌として使用された経緯から、リミックス・ヴァージョンが収録されている。また、同楽曲は映画『ソーシャル・ネットワーク』のエンディングテーマとしても使用されている。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. オリンピックスタジオのエンジニアだったエディ・クレイマーがビブラフォンをプレイしており、そしてたまたまそこに居合わせたローリング・ストーンズのミック・ジャガーがコーラスに参加している。
    フェイドアウト寸前の「Baby, Youre a Rich man too」のリフレインで、音程がキツかったのか1オクターブ下で歌うミックの声がはっきりと聞き取れる。
  2. Wikipediaなどネットのあちこちに「ブライアン・ジョーンズがオーボエで参加している」という記述を見かけるが、これはイントロのあのフレーズの事を指しているのだろうか?
        何よりこのセッションが行われた前日の1967年5月10日にブライアン・ジョーンズはコートフィールドのアパートで麻薬捜査官により逮捕されているのである。
        逮捕された翌日に「あの」ブライアン・ジョーンズがミックと一緒にビートルズがやってるセッションに出かけたりするかねえ・・・・・
        しかも、この時期のブライアンは恋人のアニタをキース(リチャーズ)に取られたばかりでかなりの精神状態だった事もわかっている。
    てか、この機械的なメロディをオーボエで吹けるってんなら確かにすごいけどねえ。
  3. この曲はジョンの「One of the Beatiful people」という曲と、ポールの「Baby,You're a Rich Man」という曲の合作で、たぶんサビの部分をポールが作ったのだろう。曲名もこちらが採用されている。
    ジョンはサビの部分を「Baby, You're a Rich fag Jew(お前は金持ちのユダヤホモ野郎)」と歌っていたという記録も残っており、そのせいかブライアン・エプスタインに向けられた曲とも言われていた。これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---Dear Prudence」心を開かせたジョンの歌声、複数重ね

2012-11-12 17:56:19 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles- Dear Prudence
またいつもの月曜がやってきたが、別に憂鬱な気分にはならない。久しぶりに仕事したせいか、そんな事考える暇もなかったかも。話しは変わるけど桜井 センリさんが亡くなった。後犬塚 弘さんだけに、なってしまった。クレージーキャッツも昭和も終わった感じで淋しい。今回は「The Beatles---Dear Prudence」直訳すると「親愛なる思虜分別」なんともジョンらしく、難解な曲だな~!ビートルズは、歌の上で器材を記録している最高水準の技術であるエイトトラックを利用しました。基本的なトラックは、リンゴ・スターの代わりにドラムスを演奏しているポール・マッカートニーをプラスして、バンドを一時的に去った鉛のギターでジョン・レノンならびにジョージ・ハリソンによって演奏されるギターをつまびいている指でした。その翌日、マッカートニーは低音トラックを実行して、記録しました、そして、レノンは彼のボーカルに合わせてさらなる層を記録しました。それから、Handclapping、タンバリンとカウベルはマッカートニーとハリソンによって加えられました。記録セッションの最終日に、ピアノとフリューゲルホルン・トラックは、McCartneyによって記録されました

この曲が録音開始されたのは1968年8月28日。トライデント・スタジオの8トラックレコーダーを使って録音されている。  先日の「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」に引き続いてのセッションの為にリンゴ不在で録音が行われている。まず、ポールのドラム、そしてジョンとジョージのギターでベーシックトラックを録音。ジョンはインドでドノヴァンに教わった3フィンガーアルペジオを使って終始ギターを弾いている。6弦でD音を使用するために、ギターはドロップDチューニング(6弦のみ1音下げる)が使用されている。この日は第1テイクを徹底的に作り込んだ。翌日の1968年8月29日。  残りの空きトラックにポールのベース、ジョンのヴォーカル、コーラス、タンバリン、手拍子などを録音。この日はマル・エヴァンスや後にアップルからデビューするジャッキー・ロマックス、ポールの従弟のジョンがスタジオに見学に来ており、手拍子などで録音に加わった。その翌日、1968年8月30日。ピアノ、そしてフリューゲルホーン(共にポールがプレイ)を録音して、この曲は完成した。これからも、よろしく

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☆今日は「The Beatles---Something」ジョージの最高傑作と評される名作バラード。

2012-11-11 18:28:03 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Something [HD]
今日も朝から天気がよく、きのうに、引きつずき気持ちの良い日でした。又友達と、競馬を楽しんでいた、集まる場所が、知り合いの店で、大型画面で堪能でき、好きな音楽も大音量で聴けるので、とても楽しい所です。たまたまビートルズの話しになり、「Something」が話題にのぼり、もりあがりました。

この曲が取り上げられたのは、正式なアルバムセッション開始より前の1969年2月25日。
この日、ジョージはアビイ・ロードスタジオに一人で出向き、
この曲と「オールド・ブラウン・シュー」「オール・シングス・マスト・パス」のデモテープを一人で録音している。
ちなみにこの日はジョージの26歳の誕生日であった。
  実は「ホワイト・アルバム」セッション時にすでに曲自体は形になっていたようである。
  (1968年9月19日の「ピッギーズ」のセッションの際にクリス・トーマスに聴かせている。)

1969年4月16日。
  「オールド・ブラウン・シュー」の録音セッションの際に
  ドラム(リンゴ)、ベース(ポール)、ジョージ(ギター)、ジョージ・マーティン卿(ピアノ)の編成で
13テイクのバックトラックが録音されているが、これは後ほど破棄される。

1969年5月2日。
アビイ・ロード第3スタジオにてこの曲の正式なリメイクが開始された。
この日、ジョージ(ギター)、ポール(ベース)、ジョン(ギター)、リンゴ(ドラム)、ビリー・プレストン(ピアノ)の編成で、ベーシックトラックが36テイク録音された。

1969年5月5日。この日はオリンピック・スタジオに移動してセッションが行われる。
  第36テイクにポールがベースを、ジョージがギター(レズリースピーカーを通したもの)を再録音。
この時点で曲の長さは7分以上あった。

1969年7月11日。アビイ・ロード第2スタジオ。
   第36テイクにジョージのリードヴォーカルを録音して、リダクションを行い第37テイクを作成。
ここで曲の長さは5分32秒に編集された。

1969年7月16日。アビイ・ロード第3スタジオ。
  前回のリダクションテイクの第37テイクを無視して、第36テイクに再度ジョージのボーカル、ポールのコーラス、そしてジョージ、リンゴ、ポールによるハンドクラップ(後に削除か?)をオーバーダブ。ここでまたもリダクションを行い、第38、第39テイクを作成する。

1969年8月15日。アビイ・ロード第1スタジオ。
この日はこのアルバムに使用されたストリングスセッションを1日で録音した日になった。
   「ゴールデン・スランバー」「キャリー・ザット・ウェイト」「ジ・エンド」「ヒア・カムズ・ザ・サン」  そして、この「サムシング」のストリングスをこの日1日で録音している。

ジョージはこの日にこの「サムシング」のギターソロを録音しなおしている。
  (しかし、これは使われなかった模様)これでこの曲は完成に至る。
  1. この曲は「イエスタデイ」に次いで最もカバーされたビートルズの曲と言われている。
    しかし、カバーした人間はそれぞれ失礼な発言をしており、フランク・シナトラは「最も好きなレノン=マッカートニーの曲がこの曲だ」と発言し、マイケル・ジャクソンに至ってはジョージ本人に「え!あなたが書いたんですか?レノン=マッカートニーだと思っていた。」と一時期、ビートルズの権利を持ってた人間とは思えない発言をしているww
  2. 先ほどのフランク・シナトラは歌詞の「You stick around now,it may Show」を「You stick around, Jack, she might show」と変えて歌っているが、ジョージがライブでそれをマネして歌った所、ブーイングをくらったとか。
    イン・マイ・ライフ」の時も同様の出来事があったが、ジョージはブーイングを食らいやすいのだろうか・・
  3. この曲にはプロモビデオが存在するが、各自メンバーの嫁さんとキャッキャウフフしてる映像が延々と流されるもので、ビデオクリップ内でメンバーが一緒に映っている場面は一瞬たりともない。
    この映像は「アンソロジー」でフルバージョンを見る事ができる。これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---Happiness Is A Warm Gun」3つのパートが

2012-11-10 18:29:04 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Happiness Is a Warm Gun
今日は朝からすっきりした、秋晴れで気持ちも、軽やかな一日、寒いのは仕方ないけど。ここしばらく風邪でダウンしてたから、よけいに太陽の陽ざしに感謝かな!今回はホワイトアルバムの中から「Happiness Is A Warm Gun」この曲も、ジョンらしく、とても難解なひとつです。

本作は1968年に発表されたビートルズイギリス盤公式オリジナル・アルバムザ・ビートルズ』(通称ホワイト・アルバム)に収録された曲のひとつ。LPレコードでは、A面最後に配置されていた。レノン=マッカートニー名義だが、実際の作者はジョン・レノン。製作中の仮題は"Happiness is a Warm Gun in Your Hand"。ビートルズのプレス・オフィサーであるデレク・テイラーが作詞に一部協力している。この曲は「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」と「マザー・スーペリア・ジャンプト・ザ・ガン」と「アイ・ニード・ア・フィックス」という3つの曲をつなげたとジョンが語っている。

この曲は、70のテイクを重ねた上、うまく演奏できた部分を切り張りして完成された。それは、ギターが4分の3拍子、ドラムが4分の4拍子となるポリリズムが取り入れている部分があり、一度に通して演奏するには複雑なためである。結局、詞も曲調も異なった3つの部分からなる作品に仕上がった。

レノンはこの曲について、「ロックンロールの歴史みたいなもの」と述べている。曲はそれぞれ三分以下の五つの部分から成り、軽快な短い部分から始まる。次に、ドラムベース、そしてディストーションのかかったギターが入る。この部分のシュールな曲想は、LSDでのトリップ体験からとられたと言われている。曲は不吉な印象を強めていき、同じ詩節が繰り返される。最後の部分はドゥーワップパロディーで、「バン・バン、シュート(撃て)」というバックコーラスが入る。

  1. この曲は、アメリカの銃器専門雑誌に書かれていた記事をそっくりそのままタイトルとして拝借して作った曲である。しかしこの記事タイトルにも元ネタがあり、それはスヌーピー本の「スヌーピーのしあわせは…あったかい子犬 (Happiness is a Warm Puppy)」というタイトルからであるw
  2. ジョンらしく難解な歌詞は、アメリカでは性的な意味を含んでいると誤解されて放送禁止になった。
    スラングとして取るとWarm Gunは「射精した後のペニス」という事になり、
    コーラスの「Bang Bang,Shoot」は「( ゜∀゜)o彡°射精!射精!」という事になるそうだ。
    しかし、この意味だとするとジョンはよっぽどオノ・ヨーコ氏に惚れてたんだなこの時期・・・・・・
        この時期あたりからスタジオにも普通に二人で現れるようになったそうです。これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---All You Need is Love」史上初の衛星生中継<

2012-11-09 18:07:01 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - All You Need is Love (HQ)
今週は、風邪で振り回された感じです。やはり外と家の中の温度差が激しすぎるから、注意しなくては、明日は、朝からでかけなくては、ならないので今日中に回復させないと!今日は昨日見ていた、「マジカル・ミステリー・ツアー」の影響か「愛こそはすべて・・・All You Need is Love」の感想でも実質的にはレノンの作った楽曲である。リード・ヴォーカルはジョン・レノン。彼の作風のひとつである、4拍子3拍子を組み合わせた巧みな変拍子が特徴であるが、決して難解には聞こえない。二重否定を多用したポジティヴな歌詞も印象的。ジョンは「曲を作るのに30分とかからなかったが、歌いこなすのに1週間かかった」と語っている。イントロにはフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が、エンディングにはJ.S.バッハ2声のインヴェンション8番BWV779、グレン・ミラー楽団の「イン・ザ・ムード」のイントロ部分、イングランド民謡「グリーン・スリーヴス」、ビートルズの「シー・ラヴズ・ユー」の冒頭部分が演奏されている。

1967年6月25日に世界で初めて実践された、宇宙通信衛星を使って31ヵ国で同時放送された宇宙中継特別番組「アワ・ワールド」(注=日本では「われらの世界」というタイトルでNHK総合テレビにて放送)の為に作られた曲で、レコーディング風景が同番組内で世界中継された。ビートルズは新曲となるこの曲を世界に披露し、愛のメッセージを伝えた。なお、この時は白黒テレビによる収録・放映だったが、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』の映像版(Vol.7)ではコンピューターによるカラー化が行われている。この生中継が終わった直後に、リンゴ・スターによるイントロスネアドラムのロールとジョンのヴォーカルの一部を改めて録音し直した(そのため当時テレビ放映されたヴァージョンとリリース版では若干の相違がある)。 また、この歌がきっかけとなってジョンはアメリカのウエスト・コーストのヒッピーから英雄としてとらえられる様にもなった。このスタジオ内にはエリック・クラプトンミック・ジャガーキース・リチャーズ、マリアンヌ・フェイスフル、そしてキース・ムーン等々蒼々たるメンバーが顔を連ねており、エンディングのコーラスを歌っている。

  1. この曲には様々な別の楽曲が盛り込まれている。
    まずイントロはフランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」。当時イギリスはフランスとは犬猿の仲であった。
    エンディングになるとジョンは「イエスタデイ」や「シー・ラヴス・ユー」を口ずさみ、オーケストラはグレン・ミラーの「イン・ザ・ムード」やイギリス民謡の「グリーンスリーブス」、そして「ブランデンブルグ協奏曲」を奏でる。
    オーケストラのスコアはジョージ・マーティンがあらかじめ「著作権が切れてるだろう」と思ってあらかじめ盛り込んだのだが、「イン・ザ・ムード」はまだ著作権が生きており、使用料を払うハメになってしまった。体調には、万全をきして、楽しい週末をむかえましょう。これからも、よろしく
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☆今日はジョンの未完成曲「The Beatles---Free As A Bird」ポール・ジョージ

2012-11-08 17:47:57 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Free as a bird (LIVE - 1994)
きのうから、続いている風邪治らず、とうとう病院にいくはめに、年には、かなわないのかな?月曜外をちょろちょろしたのが、まずかったかな。今日は、珍しく、「AntholgeyからFree As a Bird」この曲は、ジョンの未完成デモテープをオーバーダブして完成させた、ビートルズとして、クレジットされた、一作です。アンソロジーの他4曲入りシングル盤にもあり、私個人としては、このシングル盤は、お気に入りの一枚です。

ジョンが1977年頃レコーディングしていた未発表曲のデモテープを、ジョンの妻ヨーコ・オノが、17年後の1994年頃に直接ポール・マッカートニーに渡し、他のメンバーも含めてレコーディングを行い、実質上ビートルズのメンバー4人全員で完成させた曲。

ポール曰く、いちいち感傷的になる気持ちを抑える為に、「自分のパートを早々と済ませたジョンが、あとはやっといてくれ、と休暇に出かけてしまった」という風に考えるようにしていた。

最初の音はリンゴ・スターによるスネア・ドラム(2発)でその後、ジョージギターとなる。 ジョージは、トレードマークのスライドギターを曲中で演奏している。 このスライド・ギターのアレンジについて、ポールは当初難色を示していたようだが、最後には「素晴らしい」と評価している。 なお、スライド・ギターの名手としての才能は、ビートルズ解散後に開花したものであるため、ビートルズにおけるジョージのスライドギタープレイが聴けるのは、「ラバー・ソウル」に収録の「ドライブ・マイ・カー」とこの曲と次のリアル・ラヴ」だけである(スライドプレイ自体は、「フォー・ユー・ブルー」等でジョンがスティール・ギターで演奏している)。 ジョンが完成させていなかった、サビ部分の歌詞と後半部の間奏は、新たにジョージとポールとで書き下ろした(元々、この曲が選ばれた理由は「また『ジョンと一緒に』曲を作れるから」だった)。

この曲の制作途中に3人は感傷的になったりしたが、段々とジョンをダシにして笑うことも出来るようになってきた。 「いつもジョンが調子を外す」などと言って笑いあった。リンゴは「まるでビートルズじゃないか」と言ったそうである。

ちなみに、この曲の最後には、ジョージが当時凝っていたというウクレレの音に紛れて、ジョンの “Made by John Lennon” と聞こえるセリフがあるが、これはジョンがビートルズ時代にたまたま言った「よくやったね」と言う言葉を逆回転させたものである。また、オリジナルテープには、ジョンのピアノの音が含まれており、それを消すためにかなりの時間を費やした、とのこと。たまには、アルバム「Antholgey」を聴いて、インディーズのようなビートルズを堪能してみては、いかがでしょうか!これからも、よろしく

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☆今日は風邪ひいて私もヘルプ!「The Beatles---Help」ラバー・ソウルあたりから、内省

2012-11-07 18:51:35 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Help!今日は風邪で、仕事お休み。最近寒いので、ヒーターつけているんだけど、部屋の中では、Tシャツ一枚がまずかったかな、それと乾燥して、加湿器もっと強くするかな?元気になるには、ビートルズの「HELP」でも聴いて、テンションあげよう!ジョンのアイディアを元に、ポールと二人で完成させた。はジョン・レノン。 ジョン及びビートルズの代名詞とも言える曲でもある。軽快なリードヴォーカルサウンドと解りやすい失恋ソング風の歌詞とはうらはらに、ジョン自身の悲痛なメッセージ・ソングという一面も持っている。この曲が発表された当時ビートルズのメンバーは加熱する人気に自己を見失いかけていて、ジョンは後に「僕らは豚のように暴飲暴食し肥え太っていく己自身に失望していた。助けを求めて叫んでいたんだ」と語った。

映画ではオープニングで使用されている。モノクロの映像で歌うメンバーとその映像に腹を立てた邪教カイリの教祖がメンバーの顔めがけてダーツを投げつけるシーンが印象的(のちにダーツと教祖が映っていないモノクロ映像の演奏シーン[が同曲のミュージック・ビデオとしてテレビ局に配信された)。

ジョン・レノンはこの曲を1969年の「ゲット・バック・セッション」でも即興で演奏。翌1970年には自宅スタジオにて「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」などとともにブルージーなアレンジで再録音を試みている。1980年のインタビューでも「これら2曲と「アイ・アム・ザ・ウォルラス」を再レコーディングして、リリースしたい。」と答えている。また、1981年に計画されていた来日公演の予定セットリストでは、オープニング・ナンバーとしてこの曲が予定されていた。 anecdote ~ こぼれ話

  1. デビューからたった2年足らずで、押しも押されぬスターになったビートルズは疲れ切っていたようで、怒濤のツアー、そして年2枚のアルバム制作ノルマなどなど常人では考えられないペースで仕事をこなしていた。
        前作の「I'm a Loser」あたりから内省的な歌詞が目立つようになったジョンは、いよいよこの曲で「ヘルプ!(助けてくれ!)」というメッセージを発信する。
        自らを「太ったエルヴィス」と称していたジョンは、この曲がお気に入りだったらしく後の「ゲット・バック・セッション」でも即興ではあるが演奏しており、また1970年には自宅で再アレンジを試みている。
    ジョンが射殺される1980年のインタビューでも「この曲を再録音したい」と発言している。
  2. 日本では「開運!なんでも鑑定団」のオープニングに使われたりしている。
    RCサクセションはライブ盤「コブラの悩み」で日本語でカバーしており、「ヘルプ!あ、じーさんばーさん」という歌い出しに微妙な気持ちになったものである。皆さんも、風邪には気お付けてください。これからも、よろしく
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☆今日はのんびりと「The Beatles---The Fool on the Hill」真理を知っ

2012-11-06 17:55:09 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - The Fool on the Hill
今日は秋雨で、いかにも、冬が近いと感じさせる一日だった。こんな日は、暖かい部屋でゆっくりビートルズなんかが、一番。そこで「The Fool on the Hill」は最適な曲です?

作詞作曲はポール・マッカートニーハーモニカジョン・レノンジョージ・ハリスンボーカルリコーダーはポール。アルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』と『ザ・ビートルズ1967年~1970年』(通称:青盤)に収録。邦題はフールの前の「The」が入っていない「フール・~」となる。

「フール・オン・ザ・ヒル」は英語で「丘の上の阿呆」の意味。地動説を唱えて断罪され、田舎に蟄居を余儀なくされたガリレオ・ガリレイ、ポールが飼っていたイングリッシオールド・ュ・シープドッグのマーサがヒントで作られ、テレビ映画「マジカル・ミステリー・ツアー」に使われた。サイケデリックの要素を感じさせるところもあるが、ポール流の非常に哲学的な歌詞である。また、フルートリコーダーによって効果的な演出がなされている。

テレビ映画ではポールがバスの美しい風景に入り浸っているというシーンで使用されているが、このシーンはポールがフランスニースまで出向いて撮影したというエピソードがある(他のメンバーはこの撮影には不参加)。

またこの曲のレコーディング作業中に、日本の音楽誌「ミュージック・ライフ」編集長の星加ルミ子が、1965年に続き2度目の訪問取材を行っている。この時、後にジョンの妻となるオノ・ヨーコもレコーディング作業を見学しており、「ミュージック・ライフ」のカメラマンによって撮影された親しげに談笑するジョンとヨーコのスナップが、恐らく世界で初めて撮影されたジョンとヨーコのツーショット写真である(奇しくも同時期、ロンドンのクラブにてポールとのちの妻リンダ・イーストマンが談笑する初のツーショット写真も撮られている。)

An anecdote ~ こぼれ話

  1. 映画でのこの曲の場面は、さながらポールというソロアーティストのプロモビデオのようだが、実際ポールが(メンバーでは)一人でフランスのニースに飛んで撮影してきたものである。ただしフランスに着いてからレンズのカメラをイギリスに忘れて来たことに気づいたりとか、けっこうグダグダだったらしいw
        当時、この映画は酷評されたそうだが、この曲の場面に関しては今でも通用しそうなセンスだと思う。
  2. この曲は、地動説を唱えて蟄居を命じられたガリレオ・ガリレイをモチーフに書かれた曲である。
  3. 2011年8月、テレビドラマ「花ざかりの君へ~イケメンパラダイス2011」の中でAKB48の前田敦子が着ていたTシャツ前面に[fool on the hill friends]、背面に[Little Boy]と書かれていたのが発端でちょっとした騒動になった。     「フジテレビは最近韓国推しがひどい」と話題になってる時、それプラス広島の原爆記念日に近いという事で「島国の馬鹿にリトルボーイを」という解釈としてネット内に広まってしまったのである。
    この曲を知らない世代が増えてきたという事実、そしてHillを島国と訳してしまうネット内住人の傍若無人さがよく表れた騒動だったと言えましょう。    個人的にはとってもアホらしいなあと思ってますけども。これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---I Am The Walrus」コード進行をまったく無視しなが

2012-11-05 17:25:07 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles I Am The Walrus (2009 Stereo Remaster)
今週も始まり、また一週間頑張らなくては、朝天気よかったけど、午後から悪くなってきたと同時にテンションまで下がってきた感じ。そんな時は元気のでる「マジカル・ミステリー・ツアー」でもみよう!やはりBDのディレクターカットは、音も映像も素晴らしい。その中で「I Am The Walurs」を覗いてみよう。公開されたテレビ映画『マジカル・ミステリー・ツアー』に演奏シーンが収められ、同名サウンド・トラックEP盤(英国)、LPアルバム(米国)に収録。現在ではアメリカ盤に倣った編集アルバムCDに収録されている。映画ではビートルズのメンバーがサイケデリックな格好をしたり、セイウチの着ぐるみを着て演奏するシーンで使われている。

サイレン風のイントロはジョンのエレクトリックピアノジョージ・マーティン編曲のオーケストレーションコーラスBBCのラジオ放送音声などのSE(効果音)が加えられ、サイケデリックなアレンジが施されている。

ナンセンスな言葉遊びとも思える難解な歌詞も特徴である。タイトルのウォルラス(セイウチ)はルイス・キャロル作の物語『鏡の国のアリス』の「セイウチと大工」からとられたものである。また歌詞の"eggman"は同じく『鏡の国のアリス』のハンプティ・ダンプティだと思われる。歌詞の"Goo Goo Goo Joob"(または"Goo Goo g' Joob")は"Good Job"とセイウチの鳴き声をかけたものと言われている。グロテスクな"Yellow matter custard..."からのくだりは、ジョンが昔書いた詞の引用とも言われている。

アルバム『ザ・ビートルズ』の収録曲「グラス・オニオン」には"The walrus was Paul"との一節があり、これは詞の内容を勝手に解釈するファンへの皮肉とも言われる。またビートルズ解散直後の1970年のジョンのソロ曲「ゴッド(God)」では"I was the Walrus But now I'm John"と歌われ、ウォルラスにビートルズ時代の自分をなぞらえている。ジョンは1980年インタビューでこの曲を再録音したいと答えていた。

後年ポールは、自伝『メニー・イヤーズ・フロム・ナウ』の中で、この曲をジョンの最高傑作の一つと称賛している。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. 難解な歌詞を持つこの曲ではあるが、これはルイス・キャロル作の物語『鏡の国のアリス』の「セイウチと大工」からとられたもので、歌詞の「Goo Goo Goo Joob」(または「Goo Goo g' Joob」)は「Good Job」とセイウチの鳴き声をかけたものと言われている。
    ジョンの書いた歌詞がジョンの母校の国語の授業で使われて、ジョンは「不思議なもんだね。勝手に解釈してそんな風になるなんて捨てたもんじゃないな」的な発言を残している。
        「それならこれを使えるもんなら使ってみろ」的な気持ちもあってこの曲の不可解な歌詞を書いたのかも?
  2. オアシスによるカバーは同じイギリス勢の後輩として、なかなか微笑ましい出来である。日本でもレッド・ウォリアーズがカバーバージョンをリリースしている。これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---Come Together」ジョンの詞は、彼の書くナンセンスな

2012-11-04 17:39:51 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Come Together [HQ] Official Video
今月からは、後2カ月と焦るけど、やり残しのないように、毎日を大事にしていかなくては。そんな時なぜか、ジョンの声が聴きたくなる。特に「Come Together」はAメロの大半が、ずっとひとつのコードで動かないところが、凄い、こういうものもあるんだ!と驚きました。

ビートルズの11枚目の英国オリジナルアルバム「アビイ・ロード」の1曲目に収められているナンバー。
このアルバムは1969年9月26日に発売された。 
  作者のジョンがリード・ヴォーカルを取り、ポールがコーラスをつけている。

英国では21枚目のシングルとして、アルバム「アビイ・ロード」からシングルカットされた。
カップリングは「サムシング」で両A面扱いでのリリースとなった。
なお、既存のアルバムからシングルカットされるのは英国ではこの曲が初めてのケースである。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. この曲の歌詞はジョン特有といってもいいほどの意味のわからなさのせいか、当時(1984年頃)買ったレコードの歌詞カードには「対訳不可能」と書かれていた。
        現在出回っているCDでは対訳が書かれているものの、さっぱり意味がわからないのは相変わらずである。
  2. この曲が書かれた経緯は、アメリカの心理学者であるティモシー・リアリーがカリフォルニア州知事選挙に出馬を表明した際、応援ソングとして作られたという事らしい。(この時の対抗馬はあのロナルド・レーガンである)
    このティモシー・リアリーはLSDの研究をハーバードなどで行っていたらしく、当時のカウンターカルチャー層からは「ドラッグの教祖」として支持されていたそうだ。
    もっともこの選挙運動中にマリファナ所持で投獄されてしまったらしい。
    ティモシーは1969年6月1日に行われたプラスティック・オノ・バンド名義で発売されることになるジョンの曲「Give Peace a Chance(平和を我らに)」のレコーディングに参加している。
  3. そして歌詞にまつわる話をもう一つ。
    この曲は過去の「浮気娘」と同じように、ある曲から一部引用されている。
    チャック・ベリーの「You Can't Catch me」の一部分である「Here come a flat-top, he was movin' up with me Then come wavin' by me in a little' old souped-up jitney」を冒頭にて引用しているのだ。
         「浮気娘」の時は何も言われなかったものの、さすがに権利にはうるさいチャック陣営(マフィアにも繋がりがあると言われたモリス・レヴィー)からは見事に訴えられてしまい、    後のジョンのソロアルバム「心の壁、愛の橋 」にモリスが権利を持つ「ヤ・ヤ」、そしてアルバムロックン・ロール」にチャックの曲を収録する事で和解した。

    ジョンはこれに対してパクリ元と言われた「You Can't Catch me」を「カム・トゥゲザー」そっくりのアレンジで「ロックン・ロール」に収録するという洒落っ気を見せている。これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---Slow Down」ナイフで斬りつけるような、疾走感たっぷりの

2012-11-03 17:42:46 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: Slow Down-The Beatles
今日は祝祭日、文化の日だけど土曜と重なり一日損した感じです?秋も早く峠では雪、冬も近い模様です。やはりこんな時は部屋でのんびりと好きな映像とか音楽をきいているのが一番ですね!今回は「The Beatles---Slow Down」この曲を聴いていると、水をえた魚のようで、ビートルズというバンドがイキイキした感じで、後半のスタジオでの音ずくりより、新鮮に聞こえるのは、私だけかな?

ビートルズが1964年6月19日にリリースしたオリジナルEP(4曲入り)の「ロング・トール・サリー」に収録されていた曲。
オリジナルはラリー・ウィリアムズが1958年にリリースしたシングル「ディジー・ミス・リジー」のカップリング曲。
ジョンがダブルトラックでリード・ヴォーカルを取っている。
ちなみに後のアルバム「ヘルプ!」でジョンは「ディジー・ミス・リジー」をカバーしている。

各オリジナルアルバムには未収録のために、編集盤「パスト・マスターズ vol.1&2」に収録されている。

この曲が録音されたのは1964年6月1日。アビイ・ロード第2スタジオ。
3枚目のアルバムでもあり、初主演映画のサウンドトラックアルバムでもある「ア・ハード・デイズ・ナイト」のセッション中だったビートルズはこの日にまず「マッチ・ボックス」を録音。
そして「ぼくが泣く」を録音したあとに、この曲のレコーディングに入った。

全部で6テイク録音されており、第3テイクにジョンがヴォーカルをオーバーダブした。(これが第6テイク)
ギターも2本以上聞こえており、ギターもオーバーダブされている。
この時にはピアノはまだ入っておらず、ピアノは1964年6月4日にジョージ・マーティンによりオーバーダブされた。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ジョンはダブルトラックでこの曲を歌っているが、歌詞の「Boy Friend」という部分を2回目は「Girl Friend」と歌っている。これは男女どちら側でもこの曲の歌詞が成り立つように、という意味なのか、ジョンがただ単に間違えたのか・・
  2. オーバーダブされたジョージ・マーティンのピアノがステレオバージョンでは右側からはっきり聞こえるが、これがまたリズムが悪い。その上、2番ではブレイクする部分を勘違いして早くブレイクしてしまい、「あ、違った」と焦ったのか、弾き始めた所で本当のブレイクの場所に来てしまい、1発多くはみ出してしまっている。
    これ、オーバーダブだから録音しなおせたはずなんだが、なんでこれをOKテイクにしたのかは謎。。。明日もお休みというのは、気分的に楽しさがまだあるというか嬉しいです。これからも、よろしく
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☆金曜の夜は元気が出る「The Beatles---Lady Madonna」オールドロックンロール

2012-11-02 17:48:14 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Lady Madonna
やっと楽しみにしていた金曜日。この時間から寝るまでの時が一番すきです。朝からぐずついた天気なんか問題なし!更に元気でるように、今日は「The Beatles---Lady Madonna」ポールのボーカルですがジョンにいわせると「ピアノのフレーズはいいけど曲自体はたいしたことはない」といっているが懐かしいブギウギサウンドは気持ちいいんですがね。

ビートルズの英国での17枚目のオリジナルシングル。カップリング曲は「ジ・インナー・ライト」。
この曲はイギリスでは1968年3月15日に発売された。
  作者のポールがリード・ヴォーカルを取り、ジョン・ジョージがコーラスを付けている。
この曲は1968年2月3日、アビイ・ロード第3スタジオにて録音開始された。
インドでの修行に旅立つ直前の事である。
  修行の為、イギリスを留守にする3月にシングルを発表する事に決めていたのである。

まずポールのピアノ、そしてリンゴのドラムだけで3テイクを録音。
その第3テイクにポールのヴォーカルとベース、ジョンとジョージのギター(1つのアンプに2本のギターを繋いだそうだ)、リンゴのドラム、ジョンとジョージのスキャットをオーバーダブ。
ジョンとジョージはポテトチップスを食べながらコーラスを録音したらしい。

1968年2月6日。アビイ・ロード第1スタジオ。
  先日の第3テイクに空きトラックを作るためにリダクションを行い、第4テイクを作成。
その第4テイクにポールのセカンド・ヴォーカルとピアノ、ハンドクラップ、ジョンとジョージの「see how they run」のコーラス、そして間奏部分の3人によるコーラス(口を手で押さえてくぐもった音を出した)をオーバーダブ。

この第4テイクに空きを作るために再度リダクションを行って第5テイクを作成。
その第5テイクに急遽スタジオに集められたサックス・プレーヤー4人がブラス・セクションをオーバーダブした。
この内の一人はあの有名テナーサックス奏者のロニー・スコットである。

このブラスセクションの録音は101回ものやり直しがあったそうである。

そして1968年2月15日。最終モノリミックスが作成されてこの曲は完成に至る。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. この曲のイントロピアノは1956年にリリースされたジャズ曲「Bad Penny Blues」をモチーフにしている。
    そしてこの「Bad Penny Blues」は英国でリリースされたもので、しかもジョージ・マーティンがプロデュースしたもの。
  2. この曲にはプロモーション・フィルムが存在するが、実は「ヘイ・ブルドッグ」の録音風景である。
        元々はこの曲のフィルム撮影のためにスタジオに来た4人だが、「せっかくだから」と曲の録音を始めてしまい、しかもその日のうちに完成させてしまったのである。
        後年、この時のフィルムが全て発見されて「ヘイ・ブルドッグ」のプロモビデオが新たに制作された。
  3. ポールはこの曲がいたくお気に入りの様子でウィングス時代から今に至るまでのライブでは、大抵セットリストに入っている。週末は楽しい音楽でも聴いて、ゆっくり過ごしたいです。これからも、よろしく
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☆今日は「the beatles---Revolution」と題された作品は3曲あり、<アコースティ

2012-11-01 17:39:35 | The Beatles (Ⅳ)

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YouTube: The Beatles - Revolution HQ (Digital Remaster)
今日からいよいよ11月。今年も後2カ月、なんだかせわしい感じ、天気もすっきりしないのも関係あるのかな?今回は分解するには、難解すぎる「Revolution」聴くにはきけるけど、調べるには奥が深すぎる曲です!このインド滞在中にかなりの曲を書きためたビートルズは4月に帰国後、5月30日の「レボリューション1」を始めにこのアルバムのセッションを開始した。
  最終的に曲は32曲録音されたが、ジョージ・マーティンは「クォリティを高めるために1枚に絞り込むべきだ」と主張。(*ホワイトアルバム
ビートルズ側はこれを聞き入れずに最終的に30曲入りの2枚組として発売したのである。

各自の音楽家としての成長、それと共に育つエゴとプライド。
そしてセッション途中からの8トラックレコーディングの導入が、それぞれの個人作業を容易にしてしまった。
5月14日にはビートルズ自身のレコード会社「アップル」設立を発表。
ブライアン・エプスタイン不在の中、ビートルズはまったく未経験のビジネスに身を投じストレスを溜め込み始める。
お互いがお互いを助け合っていた4人のバランスが、このセッションより微妙に狂い始めたのだった。

この曲が録音開始されたのは1968年5月30日。アビイ・ロード第2スタジオ。
この「ホワイト・アルバム」セッションで一番最初に取り上げられたのがこの曲である。

元々この曲は「Revolution」という題名であった。複数のバージョンを作る予定もなかったためである。

まず、ピアノ、アコギ、ドラムの編成でリズム・トラックが17テイク録音された。
これらのテイクはどれも5分前後であったが、第18テイクは10分17秒も続いた。
  後半6分は混沌とした状況で、ジョンの叫び、ヨーコのつぶやき(スタジオ内にすでにいたんだね・・・)、フィードバックギターの渦などなどが録音されているそうだ。

このアルバムはビートルズが設立したレコード会社「アップル」から発売される初めてのアルバムで、この曲は最初シングルとしてリリースされる予定だった。
  「革命」というタイトルがふさわしい、という事であったがどっちにしろ当時はシングルに10分は収録できない。
のちにこの後半部分は削られて、「レボリューション9」のサウンドエフェクトに転用され、
この曲もリメイクされて「レボリューション」となったが、ポールの「ヘイ・ジュード」のB面曲になってしまう。

翌日の1968年5月31日。アビイ・ロード第3スタジオ。
ポールのベース、そしてジョンのボーカルを録音してリダクションミックス。これが第19テイクとなる。
その第19テイクにポールとジョージのコーラスを録音した。

1968年6月4日。アビイ・ロード第3スタジオ。
歌詞の一部分を決めかねていたジョンは「どっちも歌う」事を決意して、ボーカルを再録音。
この日はなんと第3スタジオに寝転んで歌ったそうである。
あとはドラムの追加録音、ポールのオルガン、サウンドエフェクトなどが各種オーバーダブされた。
リダクションされたこのテイクは最終的に第20テイクとなる。
  (サウンド・エフェクトやオルガンはリミックスの段階で削除されている。)
この時点でまだ曲の長さは10分あった。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. 3つのバージョンがあるこの曲だが、「レボリューション9」はともかくとして
    レボリューション」とは同じメロディーの曲である。
    しかし、歌詞が違う部分がある。
         「But when you talk about destruction.    Don't you know that you can count me out」
        (もしお前が破壊について語ってんなら、オレを仲間から外してくれ)
    の部分はこの「レボリューション1」では
    「But when you talk about destruction.    Don't you know that you can count me out....in
    と「仲間から外してくれ・・・いや入れてくれ」と曖昧な感じで歌っているのである。 
    リメイクされた「レボリューション」でははっきりと「Count me out(外してくれ)」と歌っている。
        社会的影響力もこの時期はすごいものだっただろうし、ジョンは例の「ビートルズはキリストよりも有名」発言騒動で懲りていたのか、ここの部分でも非常に気を遣ったようだ。まだまだあると思いますが、あらためて後日ということで、これからも、よろしく
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