ボブ・ディランの来日公演が4月に開催され今年2月に36枚目のオリジナルアルバム『Shadows in the Night』を発表した74歳のボブ・ディラン。これまでに7回にわたって来日公演を行なっており、2014年全国のZeppを巡るツアー以来(私は札幌でしたが)の約2年ぶりの来日となる今回は、4月4日から6日、18日、19日、25日、26日に東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホール、4月9日に宮城・仙台の東京エレクトロンホール宮城、4月11日、12日に大阪・フェスティバルホール、4月15日に愛知・名古屋のセンチュリーホール、追加公演もあり今日は4月28日に神奈川・横浜のパシフィコ横浜で最終ライブ100回目の節目のを観戦できるのがとても楽しみですが、先週のクラプトンの武道館のような小雨で寒かったですw
今回はボブ・ディラン最後の日本でのライブという事で、どんなサプライズがあるか期待していたステージでしたが・・・ギターでの弾き語りはなし(-_-;) それは、4月のライブレポートを見ていたら納得なんですが、エリック・クラプトンのようにベーシックでシンプルでステージもオレンジの光の中でスポットライトもあるわけではなく、暗いイメージという事がなぜ~と思いました! それに反してグッズ売り場はこれまた長蛇の列で売り切れ続出?これは終わったあとですが、ボブ・ディランの構成今回のイメージというのもあとで分かることとなります。
今回は6列目の正面近く外人さんが多く関係者も色々多彩で、ちょっと戸惑いましたが、最高のロケです!でもやはり薄暗いステージで後ろや2階3階の人は見えるのかなと思ったりも・・今回は先に4月28日のセットリストから紹介します♪♪
☆2016.04.28 Bob Dylan@パシフィコ横浜 Setlist
---第1部---
01. Things Have Changed
02. She Belongs to me
03. Beyond Here Lies Nothin'
04. What'll I Do (Irving Berlin cover)
05. Duquesne Whistle
06. Melancholy Mood (Frank Sinatra cover)
07. Pay in Blood
08. I'm a Fool to Want You (Frank Sinatra cover)
09. That Old Black Magic
10. Tangled Up in Blue
---第2部---
11. High Water (For Charley Patton)
12. Why Try to Change Me Now (Cy Coleman cover)
13. Early Roman Kings
14. The Night We Called It a Day (Frank Sinatra cover)
15. Spirit on the Water
16. Scarlet Town
17. All or Nothing at All (Frank Sinatra cover)
18. Long and Wasted Years
19. Autumn Leaves (Yves Montand cover)
---encore---
20. Blowin' in the Wind
21. Love Sick
伝説の初来日武道館8公演(1978年)、興奮の日本限定ライブハウス公演(2010、14年)など、過去7回来日しているボブは日本のファンが大好きかも。今年のディランは15年ぶりに劇場公演。パワフルな次作代表曲に加え、艶やかなヴォーカルで歌うアメリカン・スタンダード曲を組み込んだ驚きのセットリスト。音響環境の整った素晴らしい劇場で、新しいステージが繰り広げられる。アメリカで75年を生きてきたディランだからこそ歌える真理がある。これぞ本当のボブ・ディラン。アメリカン・ミュージックの真髄だ。最後にボブは歌う。「あなたといっしょにいられるというのなら、わたしは何もかも投げ出してしまう。」ボブの人間味あふれる歌声がきみを包み込む。ときめく極上の一夜。
ロックでは珍しく、ほの暗い上品なライトにディランが照らされると、絶叫に近い歓声。1曲目は、米アカデミー歌曲賞を受賞した映画「ワンダー・ボーイズ」(2000年)の主題歌主題歌「シングス・ハヴ・チェンジド」。以下、派手な演出は一切無く、研ぎ澄まされた楽曲の披露にのみ力が注がれる。ディラン用のマイクは3本。歌のほか、ハーモニカなど楽器との繊細なバランスは抜群!
“Tangled Up in Blue”での喝采の後は20分のインタバルで~ちょっと一息ですが、後半を更に期待なんですが・・
本編ラストはスタンダードの名曲「枯葉」で、締めくくりとてもよかったのですが・・また複雑(-_-;)
そしてアンコール「風に吹かれて」の曲ですが、あまりにも素晴らしいアレンジでマタマタ戸惑いがw・・アンコールの催促に応えると、ドニー・ヘロンのヴァイオリンが華やかに響き渡るフォーク・ロック・アレンジで、クライマックスは、鋭いギター・リフが立ち上がってビシッと決める“Love Sick”だ。体を揺らしたり、ひょこひょこと歩いたり。日本では約15年ぶりのホール・ツアーなのに、もしかするとディラン自身はライヴ・ハウス時よりも元気に動き回っていたのではないかも♪♪?
サポートも流石で~ステュ・キンボール(G)のギター・リフレインが鳴り響き、チャーリー・セクストン(G)、トニー・ガルニエ(B)、ジョージ・リセリ(Dr)、ドニー・ヘロン(Pedal Steel / Banjo etc.)という、近年ではお馴染みの顔ぶれでしたが、前過ぎてチャーリーの上半身しか見れなかったのが贅沢な悩みかもです!
いつもの事ではありますが、ライブが終わった後のこの寂しさは・・きついものがあります!(余韻と寂しさの関係は複雑?)
日本(世界中)でも60~70年代に多くの人に影響を与えた、その頃に戻るのも今の時代には必要かと!
☆今回のボブ・ディランのライブは勿論楽しめましたが、先週のエリック・クラプトン同様、以前のライブに拘らず自分が今大事にしている音楽をリアルに私たちに披露してくれたものと、感じてます!
私のGWは、4月でしたw ♫ (^○^)
☆やっぱりボブ・ディランのギターでの弾き語りは聴きたかった♫ (-_-;)
☆ちょっとしたグッズ(SS席のポスターはシークレット)☆
☆最後にアレンジされていないこの曲を聴きながらよろしく♫ ☆
風に吹かれて・・・ボブ・ディラン