東京駅もまだまだ大人気でした*
お天気に恵まれたこともあって、
どこもにぎわったのでしょうね。
ラ・フォル・ジュルネの最終日、
屋外の演奏にもたくさんの人が耳を傾け。
でも、ギター演奏に隣の友人とともにコクンコクン居眠りしてしまいました。
ランチ後のお腹いっぱいの時間、イージーリスニング的な音楽で
眠気がフラメンコの踊りにも打ち勝てませんでした。
居眠りで、LFJが終わるか?!と危機感を覚えましたが、
清水和音のピアノで有終の美を飾ることができました。
特に、アンコールの「亡き王女のためのパヴァーヌ」の音のきれいさったら!!
久しぶりに音楽聴いて涙ぐみました。
昔、この曲をオーケストラ版で買うかピアノ版で買うか迷って
結局買わず仕舞いになっていたのを思い出しました。
これで、答えがでたよ~。
余談ですが、
清水和音さん、ずいぶん丸くなられましたね。
我が身も反省しました。
もうひとつ、
今回10年ぶりに会った友人が司法書士をしていて、話をききいろいろ考えさせられました。
彼女は、判断がつきにくくなったご老人の後見もしているのですが、
さぞ優秀であったような方でもそういう状態になられ、かつ身近に頼れる人がいない、
という状況をたくさん目の辺りにしています。
思い出せば、
ラヴェル!
彼も、後年、脳のダメージを止めることができなかったのですよね。
自分の作曲した曲を聴いて「この美しい曲を作ったのは誰?」ともらしたとか。
あの非常に高貴な顔立ちの、
考えられないような美しい旋律、混沌としたメロディーを生んだ人が!
切ないなあ。
でも、ラヴェル!
今回すっかり虜になりました*