「今日中に食べなくちゃだめみたいだよ。」 って・・・、
まさかそんな。。 これ全部?!
ほんとだ、生菓子で 「本日中のお召し上がり」って 書いてある。
東京 開新堂
開国政策・文明開化の一環として、
諸外国にひけをとらないようなお菓子作りを習得するよう
当時の横浜外人居留地に明治政府から派遣された、
明治初年(1868年)が始まりだそうです。
小さなシューの中には、とろ~りクリームやジャムなど・・。
こちらは、ちょっとサバランに似ている。
でもサバランほど香り味ともきつくなく、
中身のとろーりクリームとしっとり生地で、とろけます。
日本人のソフトな味覚に合うように、研究を重ねてきたのでしょうね。
形もひとつひとつ、シンプルできれいです。
オーボン・ヴュータンの河田さんも、フランス菓子を隈なく研究して日本に届けてくれて、
こちらも 当時の新しい味をお披露目してくれて。
未知の美味しさに取り組んで広めてくれている日本人パイオニア、
昔からたくさんいらっしゃるのですね*