きょうは!

思いつくまま

こんなお茶も! マリアージュフレール茶葉②

2013-11-19 | お茶

 

    マリアージュフレールに惹かれるのは、

    香りはもとより、そのネーミングが想像をかきたてるからかも。

  

    

 

     モーパッサンの 「ベラミ」へのオマージュって*

     官能的? 

     ローズ、サフラワー、それに ザクロ、ヴァニラ・・・、

     いや、恋愛遍歴を思わす華やかさ? 

 

 

 

 

    

 

     十二支から 今年の「蛇」のお茶*

     ウルトラヴァイオレット、

     ミント、甘草、薔薇の花びら、クコの実

     今まで興味がなかったのが悔やまれる!

     これ、良さそう*

     でも 緑茶だわ・・・お値段もなかなか。

     思い切っていってみようか!  

 

 

 

 

    

 

    でも、こっちも惹かれる。

    マリアージュフレールのダージリンって別格なんですって。

    それに、ヒマラヤの!

    いま、フランス語の授業でヒマラヤ辺りをやっているから、

    これも何かの縁か!?     

     

 

 

    で、送られてきたカタログを眺めていたら、

              

 

 

     な、なんと!     

     その授業の主題の人物、

     Alexandra-David-Néel (アレキサンドラ・ダヴィッド・ネール)の名前が!!

      

    

 

    彼女はすごい人なのですよ。

 

    1868年10月24日、パリの近くで生まれ、

    青年時代から東洋思想に興味を持っていた彼女は、

    22歳の時、叔母から受け取った遺産で、1年間インドを周る。

    1904年に結婚してのち、8か月で戻ると夫につげたまま

    インドや仏教の哲学者の元で勉強しながら、インドや中国、日本、チベットを周り

    14年後にしか戻らなかった。

 

 

 

    

 

 

 

     途中、僧院で出合った少年を養子にして一緒に旅をし、

     当時外国人が入ることを禁じられていたチベットの首都ラサを目指した。

    

 

 

    

 

 

     カカオや灰などで肌を黒くし、髪にもヤクの毛を混ぜ 

     自分の素性が露見しないようにし、

     ひもじいときは靴の皮を食し、夜に道を進んだりして、

     何度も命を狙われる危険にあいながら

     遂に55歳でラサに行きついた。

 

 

 

 

     

 

 

    その後、帰国途中から一躍時の人になり

    冒険談や東洋思想の書物を多数執筆、

    1969年、101歳を目前に死去。

    晩年まで、かくしゃくとしゃべり、頭脳明晰。

    圧倒される。

     

    

    

       

 

 

     ああ、パリに行く前に知っていたらなあ!

    日本のカタログには値段のところ、空白だから

    ひょっとしたら本店だったら扱っていたかもしれない、

    風味は、エピセでフリュイテ、(スパイシーはでフルーティ)ですって。 

    彼女の強い意思の明晰な人生にあやかりたい*