知る人ぞ知る、ギタリストのバンド、パットメセニーグループ。
2枚目のアルバム。
1枚目のブライト・サイズ・ライフはジャコパスとメセニーの共演したアルバム。モロジャズ系。ジャコパスは後年、ウェザーリポートに加入、一躍有名なジャズべの神様に・・・。
メセニーはアコースティック、エレクトリックお構いなしに、様々なギターを駆使して音をフューズしてしまう、あえて言えばジャズ系ギタリスト。玄人好みなバンド。変化を厭わず、ワールドワイドな音楽も披露。
このアルバム、サン・ロレンツォは始まり、黎明なイメージ。まだまだ若かったグループ。ピアノはライル・メイズ。メセニーのギターとライル・メイズのキーボードは、これ以降独特なサウンドを数多く産み出して、聴けば聴くほどのめり込んでしまう、ジャズな世界を堪能させてくれます。
クラシックだけがアートとは言わせない、インプロビゼーションと理論をさり気なく活用しつつ、個性的で視覚的な風景や喜怒哀楽な感情、生活や歴史、人の感じる空気感を表現してしまう、まさしくサウンドクリエーターなプレーヤー。
気付かぬ内にBGMで流されていたり・・・。
個人的には、ジョーパスやウェス、ラインハルト・・・ナドナドの歴史的なギタリスト然としたプレーヤーであり、マイフェイバリットなギタリストの一人。
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パット・メセニー・グループ / 想い出のサン・ロレンツォ(SHM-CD) [CD]
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