こちらが高いようです:牧Ⅱ峰
5~6年前に初めて登った時は、山の先輩方の後ろから、着いて行くのがやっとの山でした。
ハードだった印象のみで、今まで敬遠しておりました。 黒髪山系の牧ノ山。
ハードな登りは冬だと、意外と楽に登れる気がしています。 山連れの空さんは勿論未踏。
2月4日 「1度は登らないとね~! 」 ということで出かけました。
佐賀市内は陽も射して来ていて、寒さも緩む予感を感じる朝。。。農園へ寄り道して、スナップエンドウに掛けていたビニールを開ける。
土曜日にしては、車が多くて、2時間近く要して、竜門ダムの駐車場へ着く。
有田方面はまだ雪が残っていたのですよね~1軒の家の軒からはツララがたくさん伸びていました。
日本列島極寒、大雪の日々。。。 甘かったでしょうか~? 今日は立春!
せっかく来たのだから~登れるか?様子だけでも見て。。。
駐車場の雪は解けていて、(佐世保の基地から来られたのでしょうか~勝手に想像!)長身の青年達も黒髪山系へ登るようです。
車道歩き10分、水汲み場まで戻り。。。水汲みのために、並んだ車の横を過ぎ、5m先に登山口の道標あり。
2キロ(60分) だそうです。 さてさて 時間は雪次第ですね~
おぅ。。。見事な木肌模様! カゴノキ の大木 。 名前札も付けてありました。
登山口から入ったばかりですのに。。。嬉しくて 登るしかないでしょう
上を見る~ね。。すごい高木でしょう! 壮年期? 上の方まで見事な鹿の子模様です~
登山道もなかなか素敵ではありませんか~
ヤブニッケイだそうです。 風格があります~
カラスザンショウ。。。これは私にも解りますよ~
更に進むと~同じ木でもこの木肌の違い~老木かな。。 もう感激です♪~ 触ってみたら固かった~ぼこぼこ
ニシキヘビ状態の蔓は。。。? カギカズラでしたよ~ 太い枝にはカギは確認出来ませんでした。
この辺りまでは、急登もなく、木々の名札にルンルンの歩きです~
勿論! 展望岩へ行きますとも~♪
この先がいきなり開けています~
青螺山の方向~ 左から右へ~目を移す~
遙か。。なだらかに見える稜線の一番高い部分が国見山。
急ぐこともないので、ゆっくりさせて頂きました。 他にどなたもみえません。
私達の前にお一人登っていらっしゃいますけど~(雪の上の足跡はとても助かります)
展望岩分岐からは急勾配の連続とGPS で確認。 衣服調整をして、軽装で登る。
木に掴まり、ロープに掴まり~岩に掴まり~
12時15分山頂 登山口より(展望岩での休息を引いて・・)1時間30分 雪の急登ですからね~
伊万里の腰岳への分岐も確認して、展望が無いので、牧Ⅱ峰へ向かう~
陽だまりの牧Ⅱ峰 : 牧Ⅰ峰から15分かかりました。 本日無風! 居心地満点! ここでもゆっくりお昼の休憩。
下山します~分岐~方向転換
竜門へ降る分岐より、5分程 青牧峠まで、往復する。 大川内山キャンプ場までのルートも1度は歩いてみたい!
分岐へ戻り、竜門へ降りる~
知らないルートがありましたよ~いつか歩いてみたいものです。Pまではかなりの遠道になる。。。
それでも道がある。。。もしかして~珍しい植物に出逢えるのかしら?~など思えば楽しみが膨らむ!
午後からは気温も上がったのでしょう。 登山道は雪解けでビショヌル状態! 注意して下ります~
なぜこの場所で写したか?ここにも見事なカゴノキが。。存在感十分に立っていたからです。
美味しそうでしょう! 寒茸と呼ばれて、 晩秋から冬に多数重なり合って発生する、中~大型菌の
ヒラタケではないでしょうか? 他の木にもドバッと~、集めたら5Kgはあったかも~ 優秀な食菌だそうで。。
残念なことをしたのかな~~
この辺りの岩はボロボロ。。。足下もガレバになりました。
下山口より 青螺山への稜線 人工的な出っ張りが面白い! 木の葉が茂ると見えない空間!
駐車場着は14時50分着 4時間30分の山行でした。 ( 牧Ⅱ峰からは、青牧峠への往復を引いて、
1時間30分です。)
カシミールのカシバードでつくってみました。
GPSの高度表で解ったこと~牧Ⅰ峰の552,9m より 牧Ⅱ峰 573mが 高いということです。
私には嬉しい発見でした。 ( 皆さんご存知だったりして~ )
そして。。。竜門Pからは牧Ⅱが見えていて、牧Ⅰは 手前の無名の頂に隠れているようです。
佐賀市の金立山が登山口からは正現岳に隠れて見えないのと同じでしょうか。
そして。。。もうひとつ 駐車場に帰り着く少し手前で、愛用の本「黒髪山系の植物」著者、松尾優氏に出会ったのです。
木の名札のお礼が言えて良かったです~今日一番の喜びですからね~ 大滝の場所を教えて頂きました。
明日も青螺山方面に名札を付けられるとのことです。 感謝! 感謝!
高木は、葉っぱまで見れないことが多いのですが、それは、帰宅してから、パソコンで検索したり、本で、確認も出来ますので
ネームプレートが命??。。。大助かりです。
小さな植物が芽吹く前の楽しみ~大きな木々に注目すれば、山行の楽しみが倍増いたします。
牧ノ山は、また登りたい山になりました。
プラス寄り道
帰路、有名な有田の大イチョウの木を見に行きました。 何故だか観そびれておりました。
幹周り、11,6mとは圧巻です。ちなみに、2度訪れたことがあるのですが、熊本県の小国町にある下城の大イチョウは
、幹回り10m、樹高25mで国の天然記念物。巨樹ですが・・かなりの老木で、ヒコバエが大木となり主幹の廻りを囲んでいる姿だそうです。
この木は1本の幹で、 樹高40mも凄い! 秋の黄葉(コウヨウと読むらしい~昨年知る。そう言えば、
中国の黄河コウガもオウガではない。。) も是非見たいものです。 勿論国指定 天然記念物 です。
仰ぎ見る~はみ出ずには写せない大木です~ 推定樹齢1000年でありながら、まったく衰えを感じない
周りを見れば、トンバイ塀。 白壁より 好きですよ~私。。。
行き帰りと2度立ち寄った、道の駅「黒髪の里」 陳列のお野菜は殆ど、入荷無し~でした。
我が家の農園の野菜も今朝は凍っていましたものね~温州ミカンは買えたので良かったです。
孫のKタンタンと空さんのおやつですから。。。
See you later