ナチュラルテラピーショップ:ルーン★Rune Witch's Grotto 別館

主に九州地方のオーガニック食材やハーブを使い、ていねいに薬膳料理をつくっています。

★脾胃の熱を冷ます「トマトの和風マリネ」:塩昆布をつかって

2015年05月28日 | 簡単薬膳
今週は29日(金)のみショールームを営業いたします。雨が降ってもオープンいたします!



 やけに喉や唇が乾燥するな…と感じるときは、胃が熱をもっているかもしれません。
昨日は飲みすぎちゃったかも?なんだかオナカがもやもやする…そんな時にもオススメです。

 中医薬膳においてトマトの性味は甘酸/微寒、帰経は肝脾胃。消化器官の余分な熱を冷ましてくれる食材です。
さらに塩昆布と韃靼蕎麦を加えているため、その「冷やし」効果は倍増。
 とはいえ、あまりに冷やしすぎても…と温性の黒酢を加えているところがポイント。もちろん、この黒酢も帰経は肝胃ですから、消化器官をいたわりたい今の時期にぴったり。

 思えば中学生の夏休みは「ビールに合うな!」と、父が喜んでくれるのがうれしくて、毎日のようにつくっていたものですが、胃に熱を持ちやすい父の体質に必要だったのかもしれません。

<材料とつくりかた>

1:トマト3個はヘタを取り、食べやすい大きさに切る。
2:保存袋にトマトと塩昆布(細切りタイプ)大さじ1、玄米黒酢大さじ1、マスコバド黒糖ひとつまみを入れて軽く振り、冷蔵庫で数時間おく。
3:食べる時に韃靼そば茶を振っていただく。

 ●注意●
塩昆布はぜひ無添加のものをおつかいください。
スーパーなどでもよく目にするものは、原料表示を見るとアミノ酸から始まりカラメル色素やたん白加水分解物などなど、うんざりするほど添加物が使われていることが少なくありません。
本来、塩昆布などの佃煮系食品はお醤油と、砂糖、みりん、日本酒…でつくる日本を代表する常備菜のはずなのに。

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青々とした緑が気持ちの良い季節になりました。
もう体を温める必要なんてない?
いえいえ、ポカポカごはんは冬だけのものではないんですよ。
家族の体調や季節に応じたポカポカごはんがあるんです。
ポカポカしすぎない食材や、調理法のワンポイントも含め
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