スイカが上品になったなんて聞いた事がないよ。いつも夕方になると家から出たゴミを焼き出す古い考えのおじいちゃんが、スイカの残骸を畑の肥やしにする山盛りの残飯山に放り投げたんだ。スイカに生まれたんだ、田舎もんが果実に化けようなんて、ご先祖様も泣いちゃうよ。でもスイカジュースはいいね。