言葉って愛だね。
そう、おばあさんに声をかけられた。
少し周りの主語を探したが、
それらしき景色も見当たらなかった。
おそらくおばあさんは、
何かを考えていて愛と思ったんだろう。
また別の日、
若い女性が愛って言葉だよねって言ってた。
それは何となく分かった。
言葉と愛は、
どういう関係なんだろうか。
合言葉か。
みんな砂漠の時間を持ってる。砂漠だと思っていないかもしれないけど、それは砂漠だと気が付く事になる。後回しにする夏休みの宿題は怒ってる。宿題はプールに入りたいのに暑い砂漠を歩く日々が続く。喉が渇くとかの次元を超えてカラカラの風にペラペラと遊ばれて、中身を見ないで飛ばされていく夏休み
優しさは空気を入れて浮いているだけでいい。まだ誰も居ないプールの水面を風に任せて浮いている浮き輪は、何も考えずに今日は晴れてる、水面は青いな、風も少しある、天気予報は当たりだ、気分も上がる。浮き輪の中の空気も温まって来たころ、プールの水面ははしゃぎ出し、沢山の声が溢れ波に揺れる。
気分が変わる時に青い鳥を見ました。そんな小説があったとしたら、その小説をいつ読むだろうか。おそらく、いつもの所で、いつものように寝転んでる猫の場所を横取りしようとする猫が現れた時だろうと思う。その風景に、どっちの猫が勝つのか勝敗が気になって夢中で見てる自分の時間を忘れた時だろう。
今朝起きたら、顔のど真ん中に出来物があった。鏡に近づいてその出来物をよく見て見たら、それが出来物の出窓だった。誰かが暮らし始めたんだ、それまで空き家だった部屋に誰かが住み始めたようだ。誰が住み始めたのか気になるから、その出来物の出窓が開くのを待つ事にしたんだ。これから気になる毎日