時計に笑われた。結構、大笑いされたよ。時計を見て生活してる時点で、あなたは、あなたらしく生きていないと言われた。今朝も出窓から見える神社のイチョウが黄色を濃く表現していた。少し厚手の上着を掴んだ気持ちは、次へのステップ。準備とは、気持ちを落ち着かせる。時計を見た、まだ時間に余裕が
赤に染まるリンゴに聞いた話だけど。最初に言われたのは、赤に染まる事は難しいという事を理解して欲しいだった。赤には種類があって、単純に赤でまとめてしまう考え方が嫌いと言っていた。乾いた風が肌をいつもより冷たくする。少しづつ冷える体を、少しづつ温めるには、何が必要なのだろうと考える。
本当のカメレオンに会った。その目は本気だ。世界は毎日変わる生き物なのに、変わらない生き物もいる。本当のカメレオンは、変わらない生き物を尊敬している。だから、その目は本気で、世界が変わる事についていく。変わるのも本気だ。変わらないのも本気だ。いい世界だろ。本当のカメレオンは笑った。
十年後を考える。その意味を考える時間が十年後を暗くする。その暗くする意味を考える時間が、また十年後を暗くする。暗くするのは考える事が原因で、考える本人の責任では無い。十年後に向かってもう進んでいる。だから十年後の飛行機に乗れば、後は何とか十年後に連れてってくれる。十年後は、ある。