今日は雨。
きっと、昨日までの黄砂を洗い流してくれるはず。
庭の草取りもできないので、先日Y~からもらった夏みかんでマーマレードを作った(^^♪
検索して一番に出てきたレシピを参考にして。
グラニュー糖ではなく、粗糖(徳之島の製糖工場でもらってきた白くする前の砂糖)を使ったので色は茶色いけど、ミネラルが多いかも。
夏みかん2個で、こんなにできた。
細かく皮を切るのが、面倒だったけれど、できあがると嬉しくて、夏みかんをくれたY~と、一緒に夏みかんを木の下で眺めたM~にひと瓶ずつプレゼントした。
煮込み始めたところ。粗糖を入れる前はきれいでした。
さてさて、ここから本題に。
私は、高校卒業と同時にほとんどが親元を離れる・・・というところで生まれ育った。
離島で高校までしか無い。就職先も少ない。
なので、高校を卒業すれば必ず子どもは家を出るというのはもう決まり事で、親の方もその覚悟で過ごしている(過ごしていたんだろうな・・・と思う)。
島で子育てをしてないので親の気持ちはわからないけれど、島で育ててもらったので子の気持ちはわかる。家を出て行くというのに対しては、それほど寂しい気持ちは無く(友だちとバラバラになることへの寂しさはあった)、むしろ、新しいところでのゼロからの出発みたいなワクワクした気分があったように思い出せる。
・・・とすると、親離れよりも子離れの方が大変なんじゃないか・・・なぁんてことを思ってしまっている。こんなことをなぜ思ってしまっているのかというと、親しくしてくれているご近所さんの娘さんが結婚することになり、昨日、大きなトラックが荷物を運び出していたから。
結婚するお嬢さんは、三十数年間ず~っと親元。
これは私の想像だけど、荷物を運び出して隙間が空いた箇所を見る度に、心にも同じようにぽっかりと穴が空いてしまったような何とも言えない気分になっているんじゃないか・・・と。
我が家の場合は、娘2のほうが早くて中学卒業と同時に寮へ・・・それからず~っと離れてる。娘1は、親(私達)が転勤で動いたので、大学の途中から独り暮らし。二人とも、寂しがる様子は無く、独り暮らしは気楽で良い・・・と言ってる。家を出る時も、るんるん♪してた。私は・・・と言うと、しばらくは子どもがいなくなった子ども部屋に入るのもいやなくらい、寂しさのような虚しさのような、何とも言えない気分だった。嫁入りではないけれど、既に、さだまさしの「秋桜」のお母さんの気分を味わった。
そんなわけだから、子どもの自立って、実は、親離れじゃなくて子離れなんだろうな・・・と思ってる。親の方が辛い。(人によってそれぞれだろうけれど)
時間が経って、時々会う楽しさや別れる時の寂しさにも慣れた。早くに離れることができて良かったとも思う。これが、もっと歳を取ってからだと、適応能力も衰えて・・・なかなか立ち直れなかったかも・・・とも思う。
・・・にしても、島のお母さんたちは偉大だな~。自分が親になってみて初めてわかるありがたみ。ちゃんちゃん。