徳之島ゲストハウスみち お庭番日誌

「♪おはなしさんぽみち♪福岡出張所」から「徳之島ゲストハウスみち お庭番日誌」に変更。ヤギと鶏と愉快な島人たちとの記録。

平成最後の・・・

2018-12-30 15:56:58 | 日記

 何度も耳にする

平成最後の・・・という言葉。

私の中では、福岡で最後の・・・のほうが心にグッとくる。

突然の義父の死をきっかけに、あれよあれよ・・・という間に

一年も経たないうちに徳之島への移住が決まった。

その直後から、まるで、その決意を待っていたかのように

人から人への繋がりが広がり・・・あれ?これって何かに導かれてる?・・・などと、不思議な気持ちになるような出来事も。

でもなぁ、あんまりブログに残せなかったなぁ。

 

 さてさて、今日は、大学時代のサークルの先輩たちとラインで繋がった。

卒業してからそれっきり。

携帯も無い時代だったので、切れたらそれっきり。

まさかこんな風にまた繋がれるなんて・・・すごいねぇ~♪

琉球大学空手部・・・そこで、私はマネージャーをしてた^m^

 

グループに招待してもらって、すぐに参加(^^♪

「俺のこと覚えてる~?〇〇です。」

もちろん!もちろん!!

その頃の記憶はばっちり\(^o^)/

数日前のことはすぐに忘れるけど。

 

元気なうちに会えるといいね~なぁんてやり取りしてたら

なんとびっくり!

一人は福岡市内に・・・。

去る前にわかって良かった~

 

2018年も残り一日。

最後の日は香川県の琴平へ。

元旦は、こんぴらさん詣で(^^♪

 

ブログを読んで下さった皆さま

今年もありがとうございましたm(__)m

良いお年を・・・。

 

見出し画像は、霧島アートの森 アートホールで展示中の

「真鍋大度ライゾマティクスリサーチ」で撮った写真


そういうことか?・・・菅原道真公

2018-12-28 11:33:23 | へぇ~・・・な話

 菅原道真と言えば、学問の神様で・・・

祀られている代表的なところは太宰府天満宮や北野天満宮・・・

福岡には他にもゆかりのある地に神社があったりする。

例えば、水鏡天満宮とか・・・。

 ←天神という地名の由来にもなったとされる水鏡天満宮

たいてい、何かしらのゆかりがあって・・・というのが多いと思われるんだけど、

なぜか、子どもの頃から慣れ親しんだ徳之島の徳和瀬のティラ山に建てられている白嶺神社に祀られているのも

菅原道真

何かご縁でもあるのかしら?と、ぼんやり思うことはあっても調べることはせず。

 

先日、機会があって白嶺神社の由来を読んでいたら、ほぉ~・・・なことが。

 ティラ山は、山全体が聖地で終戦前までは老松がうっそうと茂り、人々に畏れられていた・・・んだそうな。

由来によると、「文政三年(1820)、この地に御堂を建て、観音菩薩の木像を安置、一村の祈願所としました。」とある。

観音菩薩ってことは、最初はお寺ってことになる。

その後、明治三年(1870)の廃仏毀釈の際に御堂は壊され、

「明治12年、村民の寄付で一社を建築し白嶺神社と称して、雷神と学問の神様である菅原道真公の神霊を勧請しました。」と。

ここまで読んで・・・ん?菅原道真は雷神でもあるのか~?

となって、「雷神」で検索してみたら・・・コトバンクによると

「イカズチノカミともいう。雷霊を司る神。蛇形をした小童であると考えられていた。雷神としてはカモワケイカズチノカミが知られるが,菅原道真の怨霊と結びついてその眷属神となり,天神信仰と交渉をもつにいたった。」んだそうな。

へぇ~・・・面白い。

ちなみに、眷属神(ケンゾクシン)というのは、こちらもコトバンクで調べてみると

「大きな神格に付随する多数小神格。摂社末社。」とのこと。

 

むむむむむ・・・わざわざどうして雷神と学問の神様を勧請したんだろう???

気になるので、さらに検索・・・雷神は「稲妻などの語が示すように稲や水の神・・・」とのこと。

なるほど~・・・それだ!!

父の言葉が頭に浮かんだ。

 雷と稲作の関係のことを良く話していた。ある時期に雷鳴が起こらないと稲に実が入らない・・・それは、雷鳴は神さまと稲との性交で、その結果できたのがお米だから・・・みたいなことだったと思う。雷神は、徳之島で稲作が行われていた頃には重要な神さまだったに違いない。

今では、見渡す限りサトウキビ畑になってしまって、田んぼはすっかり姿を消してしまったけれど、かつては稲作を中心にして一年が回っていたらしい。

奄美では、徳之島にだけ田植え歌も歌われていたっていう話も、どこかで読んだことがあるし・・・。

 

そんなわけで、ゆかりのない徳之島にも菅原道真公を祀る神社があることに、

勝手に納得。

ここ ↓ が、徳和瀬のティラ山の白嶺神社

  入口

  参道

  神社

 学問の神様なので、受験の時も諸々の試験の時もお世話になりました(^^♪