「ハナミズキの蝉」
夏休みに突入したじょ~じょ~じょ~・・・じ~じ~じ~・・・しゃ~しゃ~しゃ~・・・
夏休みだということは知らないだろうけれど、いつも以上に蝉が大音量で鳴いてます。
「桜の木の蝉」
お金を払ってこの家に住んでいるのは夫と私なんだからね~。ちょっとは遠慮してくれよ~。蝉たちのせいで(?)こんな出来事が。
夏休みはこっちに来るの~?と、娘達に聞いたら
娘1からはこんな返事が。
「蝉がいるからいやだ。」
我が家の場合、動く実家なので、娘たちにとっては「帰る」という感覚ではないんだろうなぁ。久しぶりに同級生に会えるわけでもないし、親以外は懐かしい(?)人も場所も何もないし・・・。福岡観光はたっぷり済ませているし・・・。それにしても、帰ってこない理由が「蝉」とは( 一一)
ま、虫のいない正月には帰ってこれたし、私は私でけっこう関東へ行って会えてるので、それほど強く帰って来るのを待ちわびているわけでもないので、今年も「蝉」はいっぱいだからしょうがないよねぇ、くらいの反応で。
さて、娘と私の関係はさておき、私と親はというと・・・つい先日、8月のシフトを出すときになってお盆はどうしようかな~・・・と、ちょっと考えているときに母から電話。
都合がついたら帰るかも・・・と、ぽろっと。
それから、しばらくして・・・私の同級生に会ったらしい母が「〇〇さんに会ったからね~、うちの娘もお盆には帰って来るよ~って教えたよ。」と言ってきた。
ん?いつの間にか、帰るかもしれない・・・が、帰る・・・になってるじゃん!
そんな会話を、関東に住んでいる友だちとやり取りしていたら、「母はお盆に限らず、いつだって帰って欲しいんだよね~。」と。
その友だちのとこも、母親が島で一人暮らし。どこも同じなんだなぁ。
もちろん、私もいつでも帰りたい気持ちはあるけれど、何てったって・・・海外だからなぁ。大げさに聞こえるけれど、飛行機代は福岡から韓国へ行くよりもかなり高額。閑散期はツアーを利用すると安く買えたりもするけれど、お盆と正月は割引無し。新盆だったりして、必ず帰ると決まっていたら、早くから動けば早割もあるんだろうけれど、それももう無し。
それでも、母がいるからこそ帰れる・・・と思いなおし、チケット購入へ・・・。既に取りたい便は空席が無く、こんなことなら早くから予定を立てれば良かったと後悔しつつ・・・送り盆の日は早々に戻らなければならないけれど、何とか往復ゲット。飛行機代だけで、77000円(^-^; 鹿児島から船を利用すれば、かなり安くなるけれど、一晩船で泊まることになり、島での滞在期間が短くなるのでもったいないのよね~。
ま、親が元気でいるうちに親孝行しよう(^^♪
お金は稼ぐことができる。
ところで、横山秀夫の「ロクヨン64」を昨夜、読み終えた。映画のラストの場面ではロクヨンの犯人の下の娘が出てきて重要な役をしていたけれど、小説ではそんな場面は無かった。上巻を小説で読み、下巻を映画で観たので、想像上の人物が映像で実際の人物になって動き出し・・・今度は、最初から佐藤浩市が三上の顔で悩んだりもがいたり・・・。映画で飛び飛びになっていたストーリーがしっかり繋がり、刑事部と広報部との間を揺れ動く三上の心も伝わってきて、私も一緒に熱くなったり切なくなったり^m^
新宮図書館で借りてきた本なので、これから返しに行かねば。次の人が待っているので延長はできず。それで頑張れたんだけど、ハードカバーは・・・重くて持ち歩けないのが難。途中まで読んであったので2週間以内に読めたけれど、最初からなら私には読めない量でした。さて、次は何を読もう?夢中になれた後は、ちょっと寂しい。