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Mamieのフランス留学日記 その後 パリの茶道

2017-03-17 00:16:04 | 日記
今日は、昨年パリのカフェでのミニ茶会でお手伝い頂いた日本人の女性、さゆりさんが日本にいらしていて、私のお茶の先生の所へお誘いしました。

彼女はパリで四年位お茶を習ってらっしゃるそうですが、お茶が大好きで今一番、茶道に夢中ですとおっしゃってました。

次回のパリでのお茶会の時にはまだ日本にいらっしゃるのでお手伝いいただけないのですが、先生を通じて、お茶碗を三碗おかりしました。

そんな事もあって、何かお礼をしたいと思い、日本の茶室でのお茶を楽しんで頂きたいと今日お誘いしました。

先生のお宅に入って、水屋を見るなり、ビックリされてました。
いつもは、市民会館のような所の貸しホールに畳を引いてお稽古されてるそうです。
水屋は無くて、普通の水道のでる所を使っているとの事。
お茶室もとても喜んでらっしゃいました。

今月は釣釜のお稽古をしてますが、釣釜も、本物の炉も、炭手前も見るのは初めてとおっしゃってました。

彼女も平手前をお稽古されたのですが、とても落ち着いてらして、綺麗なお点前でした。所作もきちんとしていて、しっかり習ってらっしゃるのがはっきり分かりました。
先生も、あんなにしっかりお出来になるとは思ってらっしゃらなくて、ビックリされてました。本当に素晴らしいお点前だったんです。

パリでは日本人の先生に習われてるそうですが、その先生がとても厳しい先生だそうで、又、生徒さんに、日本人の方が二人しかいないので、日本人の方には余計に厳しくご指導されるそうです。
そのぶん、きちんと学ばれてるのだと思いますし、さゆりさんご自身、茶道に対してとても真摯に向き合ってらっしゃるのだと思います。

私達は、日頃、茶道の環境に恵まれていて、その事に気付かず、甘えているのかも知れません。

海外では、和の文化に触れらる機会が少ない分、学びたい人は、その機会をとても大切にし、真剣に取り組んでらっしゃるんだと思います。

今日は、自分の甘さを教えて頂いた気がします。

海外に行くと日本の良さに気付き、また、その良さをキチンと理解出来ていない事にも気付きます。
私達は、もっと真剣に日本文化を学ばなければいけないんだなあと思う一日でした。


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