Mamieのフランス留学日記 京都旅行

今帰りの新幹線の中です。

出発ギリギリまで行こうかどうしようか悩んでいましたが、行って本当に良かったです。

書きたい事がいっぱいですが、出来るだけ時系列で書いてみます。

先ず初日。

泉涌寺へ行きその側のそば茶寮澤清というお店で蕎麦会席を頂きました。

建物も雰囲気のある素敵なもので景気も良く、例によって人が少なかったせいか、一人で個室に通して頂きました。

お料理は、野菜は全て無農薬の京野菜、優しいお出汁で全てとても美味しかったです。

器も素晴らしく、ちょっと桜の花びらがあったり、下に青い線のような物がある木のお皿の端には浜千鳥がその線を海に見立てて飛んでいたり、どれもこれも唸ってしまいました！襖の唐紙さえ素敵でした。

又、サービスも絶妙で、これをおもてなしというんだな、と思いました。京都恐るべし！です。

このお料理だけでも来た甲斐があったと思えるものでした。

その後又、泉涌寺さんに戻りました。

続きは又、書かせて頂きます。

Mamieのフランス留学日記 京都へ

こんな時に如何なものかとギリギリまで悩みましたが、友達が折角お宿を取ってくれて、かねてから行きたかった大徳寺の千利休の月命日の法要と月釜に参加できる日程で、思い切って出かけて来ました。

行きの新幹線は、旅行会社で聞いた通りガラガラでした。

海外からの観光客らしき方たちは１組だけでした。

京都駅に着いてすぐに駅の観光案内所で、冬の京都のスタンプラリーの用紙をもらい、泉涌寺への行き方を聞きました。

多分中国の方だと思いますが、とても丁寧に教えくれました。

京都駅からバスで10分くらいで泉涌寺道のバス停に着きそこから坂道を上がって行くと泉涌寺の入り口があり、冬の京都のキャンペーンで今年初めて公開になった、新善光寺さんから観て行きました。

観光客はまばらで、私一人で係りの方の説明を聞きました。

写真は禁止でしたが、狩野探幽の素晴らしい鯉の絵があり、それもすぐそばで観る事が出来ました。

又、楊貴妃と玄宗皇帝の壁画や絵巻物を見ました。

その後近くにあって美味しそうだった蕎麦会席のお店へお昼を取りに。

このお店が又、素晴らしかったです！

続きはまた明日。

Mamieのフランス留学日記 味噌作り

今日は黄大豆玄米麹の味噌作り教室に参加しました。

はるか昔に自分でお味噌を作った事があって、それがとても美味しかったので、又いつか手作りしたいとずっと思っていました。

これが茹でた黄大豆です。所謂普通の大豆です。

これを熱いうちに手でつぶし、生麹と塩を混ぜて行きます。

更に大豆(無農薬の物)の茹で汁を加え良く混ぜたら、入れ物にしっかりと隙間が出来ない様に詰めて行きます。

詰め終わったらしっかり空気を抜いてしめておしまい。後は常温で5ヶ月程熟成させればいいそうです。

今回は先生がすでに大豆を茹で下さってたので、とても簡単でした。

そして、通常は、大豆と生麹は同量だそうですが、今日は生麹の量が2倍なので、熟成が早くて5ヶ月くらいで美味しく食べられるそうです！

丁度5ヶ月後の今日はオリンピックの開会式の日です。

オリンピックが開催されるかどうかちょっと不安ですが、覚えやすくて、楽しみです！

この状態で時々空気を抜いたり、向きを変えたりしてお世話して待つそうです。

昔手作りのお味噌で作ったお味噌汁を飲んだ父が、一言、(これは何処の味噌だ？)と聞いたのを覚えています。あまり料理の事は言わない父でしたが、(うまいな。)と言ってくれたのがとても嬉しったのを今でも時々思い出します。

父が生きていたら又食べさせてあげたかった！

7月が楽しみです！

Mamieのフランス留学日記 月釜 鶯点

今日は、四谷の月釜に参加しました。

この時期のお点前で鶯点というお点前を初めて見させて頂きました。

鶯点と言うのは、御貴人さんが後からみえて末席に座られた時に咄嗟に向きを変えて逆勝手で末客をお正客に変えてお点前をするもので、玄々斎が考案されたものだそうです。

袱紗を鶯に見立ててたたみ水差しの上に置き、鶯の泣き渡りの様に水差しを反対向きに変える、とても楽しいお点前でした。梅に鶯の、この時期の特別なお点前で口伝なので、中々普通のお稽古では見る事が出来ません。

今回初めて見させて頂きとてもラッキーでした。

お点前の写真は撮れないので、釣り釜とお床だけ。

竹の釣り釜も初めて見ました。

いつもとても勉強になる月釜で、参加するのがとても楽しみです。

蕗の薹と白い桃の花がとても可愛い❤️❤️

Mamieのフランス留学日記 築地ランチ

昨日は久しぶりに昔のフランス語の学校の友達と築地ランチに行きました。

○○ログでは高評価のお店だったので期待して行ったのですが、先ず入るなり、小さくて正に食堂という感じの入り口の直ぐ横のテーブルに友達が座っていてビックリ‼️

友達はいつもフレンチを食べてるマダムでなんとも場違いな感じ。私より一足先に着いていて、もう帰りたいオーラ全開でした！

お店の人は、なんの愛想もなくお皿に指が入ってる感じで料理を持って来るし、更に悪い事に友達のお皿に髪の毛が着いていて、もうアウト！

ちょっと食べて直ぐに出て来ました。

どうにかしなくてはと思い、築地本願寺へ案内し、本願寺のカフェに入りました。

こちらのカフェは朝食が美味しいという評判で、まだ出来て何年も経っていない、綺麗で洒落たお店です。甘味もとても美味しくて見た目も綺麗で、やっと友達も落ち着いた様子。私もホッとしました。

築地本願寺の中へ入った事がないと言うので中も案内しました。

こんな時、ガイドの学校の研修で教えてもらった知識が少し役に立ちます。

フランスの話を沢山して、最後は和やかに、又、近々お会いしましょう、と言ってお別れしました。

いつもなんでも思ってる事正直に話せるお友達で、嫌な事は嫌とはっきり言ってくれるので気持ちがいいです。

昔は、相手に悪いから、ってあまり本心を言わない事に慣れていましたが、今はやっぱり思っている事は素直に言うべきだと思います。言い方さえ間違わなければ結局その方がお互いに楽しく過ごせると思います。

日本人の相手を思いやる心と、海外の人の表裏なく伝え合い、話し合う方法を取り混ぜたら、とても気持ち良く人とお付き合い出来るのかも、と思います。この塩梅が難しいのでしょうが、両方のいいとこ取りが出来ればいいですよね。