宝塚歌劇ファンを長らくしていて、複数回観劇するのが、こんなにも苦痛な作品は初めて。
憂鬱な気分になる。
以前の雪組の問題作「仮面の男」には、呆れてものが言えない位、驚いだけど…。
(いやいや、文句タラタラ言っていた笑!)
でも、ショーで気持ちが回復して、お芝居に不満があっても、それなりに宝塚歌劇を楽しんでいた。
今回は、「邪馬台国の風」の脚本、演出が全くダメダメだと思う。
突っ込みどころは山ほどある!
そして、ショーは「カクテル」の二番煎じの上に、黒燕尾のダンスに締まりがない。
顔だけキリッとしても、気迫が全身から伝わらないと全く感動しない。
雪組のちぎみゆコンビのサヨナラ公演のあとに、花組を観たから…そう思うのか?
華やかさと気迫の薄さが気になる花組公演。
ご贔屓さんや好きな方が舞台に立っていたら、その方だけを追えばまだ楽しめるのかもしれないけれど…。
「MY HIRO」のキキちゃんに堕ちたと言えども、まだまだ…。
観劇していないブロガーさんまで、こんな記事を書いている花組公演。
http://bookzuka.blue/post-2250/
脚本、演出がダメでも、出演者の気迫で盛り上げた作品はいくらでもある。
花組の皆さんには、頑張って欲しい。
とはいえ、東京公演は改良して欲しい。