夢へのいざない記

旅人になって、その日から
旅へ、畑へ、山に温泉へ

光 輝く 南イタリアと 永遠の都 ローマ Part Ⅲ

2011年07月15日 | 旅行
中世の街並み、絶景の海、古代遺跡、温泉を巡ってきた旅もいよいよフィナーレを飾る永遠の都、ローマへたどり着きました。古代ローマの上に建っている現代ローマはどこを歩いても、歴史に出会え、驚きの連続だ。

11日目 7月1日 曇り後晴れ ヴァチカン~サンタジェロ城~ナヴォーナ広場~パンテオン 

早起きして、ヴァチカン博物館へ行くが、早くも長蛇の列、ネットで予約しておいてよかった。すぐ入れました。
  

エジプトからギリシャ、そしてローマから中世イタリアと様々なお宝が展示され、ヴァチカンの力が良く解る。特にピオ クレメンティーノ美術館のギリシャ彫刻は圧巻でした。ラオコーンとベルデヴェーレのアポロ。
  

ルネサンスの若き天才画家ラファエロが描き、プロデュースした部屋。


映画 「天使と悪魔」の舞台となった、システィーナ礼拝堂、天才 ミケランジェロが描いた天井画と最後の審判はあまりの迫力に圧倒される。
  

サンピエトロ広場とサンピエトロ寺院のミケランジェロの彫刻、「ピエタ」。
  

ここも映画でおなじみ、サンタジェロ城、ベルニーニの天使像が橋で迎えてくれます。



約2000年前の古代ローマの建物が完全に残る、パンテオン。これはもう感動もの!
  

ナヴォーナでは、ブロンズの置時計を買った骨董屋さん。ナヴォーナ広場、バロック彫刻の4大河の噴水。
              12日目 7月2日 晴れ フォロ ロマーノ~コロッセオ~サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会~ スペイン広場~サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会~トレビの泉

古代ローマ人の政治の場、フォロロマーノ、数々の物語がありました。塩野七生著 「ローマ人の物語」を読むと実感できます。
  

古代ローマ遺跡を歩くと、永遠の都、ローマが迫ってきます。コロッセオです。
  

バロックの巨匠ベルニーニの「聖テレーザの法悦」。明かりが天窓からタイミング良く差込み、彫刻がスッポトライトを浴びたように浮かび上がってきました。それにしてもテレーザの悩ましい表情。不謹慎ですが、たまりません。



スペイン広場で一休み。


サンタンジェロ橋にあったのはレプリカでこちらは本物、ベルニーニの天使。観光客の集まるスポットトレビの泉。古代ローマ人が引いた水道が今でもこの泉を満たしているのにはビックリ。
  

12日目 晴れ 真実の口~ポルテーゼ門蚤の市~ヴィットリオ・エマヌエーレ記念堂

朝、真実の口を見て、蚤の市へ行ったが、日用品ばかりで、めぼしいものはなかった。
  

イタリア旅行、最終日となり、ローマのランドマーク、ヴィットリオ・エマヌエーレ記念堂に登り、今回歩いてきた、ローマを眺める。ローマはかなり、内陸に入ったところにあるのに、カモメがいました。 
    

午後、アリタリアの飛行機に乗って、帰国の途へ。今回は本当に良く歩きました。 


温泉の島で海中露天風呂に入る 「イスキア温泉露天風呂」 (イスキア島)

2011年07月14日 | 温泉
97度の温泉が湧き出る海中露天風呂はイスキア島のフォーリオからサンタジェロに向かう途中にあります。交通の便はバスかタクシーです。

潮の満ち干により、海中の温度が変化し、自分の湯加減にあったところで、入ります。ヨーロッパの人は熱いのが嫌いなようで、海水温に近いところで入っていました。日本人は温泉というと、それなりの湯加減でないと、入った気がしません。そんな訳で私が入ったところは41度位で、ヨーロッパ系の人は入ってきません。私専用の湯船となりました。温度が低いところに、魚がいたのにはビックリしました。
  

泊まったホテルの温泉プールです。奥に100m近い洞窟風呂があり、温度も温めでゆっくり入れます。
景色も最高です。

  

ナポリ菓子の専門店 「ラ・スフォリアテッラ・マリィ」 (ナポリ ガッレリア内)

2011年07月14日 | まんぷく帳
パイの「スフォリアテッラ」とスポンジケーキ「ババ」のナポリ菓子の専門店。小さな店ですが、ここで作っているので、出来立てが食べられる。


キノコ型のりキュール漬けのスポンジケーキ「ババ」を食べました。スポンジにリキュールが良くしみこみ、口の中でリキュールの香りとしみこんだスポンジがとろけていきます。サイズもいろいろとあります。

光 輝く 南イタリアと永遠の都 ローマ Part Ⅱ

2011年07月12日 | 旅行
8日目 6月28日 晴れ ナポリ~ポンペイ~ナポリ散策

ベスビオ周遊鉄道にのり、ポンペイへ行った。ベスビオが真近に迫り、ポンペイを彩り、そして破滅させた。
  

ポンペイを彷徨っていると、古代ローマ人が横町からヒョイと出てくるような錯覚にとらわれる。石畳の道路には馬車の轍が残っていて、遠くから馬車の音が聞こえてきそうです。
  

古代ローマ人は風呂好きで、古代ローマ遺跡には必ずある浴場。 そして、いつの世でもあった娼婦の館。艶めかしいベッドです。
  

暑い夏の日差しの中、ポンペイ遺跡には夾竹桃の赤い花と青い空、そしてベスビオがよく似合う。秘儀荘という名前の貴族の別荘内にポンペイレッドで描かれた壁画。
  

歴史地区にあるヌオーボ城、守りに強そうな、つくりだ。中庭には大砲の石で作った大砲の弾ふぁおもしろい。
  

プレシート広場から目の前にある、ブルボン家の王宮に入る。豪華絢爛な部屋は当時、栄華画が偲ばれる。
  

ブルボン家のマルゲリータ女王の肖像画。


9日目 6月29日 晴れ ナポリ~イスキア島

ナポリ港からフェリーで温泉の島、イスキア島へ向かった。イスキア島、フォリオの港。

  

イスキア島は観光はしないで、温泉に入る為、まっすぐタクシーでホテルに向かう。ホテルは岬の突端にあり、断崖の上に建っているので、どっちを見ても素晴らしい眺めだ。おまけに真下には海中露天風呂が待っている。
  

早速、海中露天風呂に入りに行く。海中からぶくぶくと温泉が湧き出ており、調度よい湯加減のところを探し入る。イタリア人は熱いのが苦手なようで、低い温度のところで入っていた。岩場では97度の温泉が湧き出ている危険地帯もあった。調度、私が入っているここは、調度よい湯加減です。
  

10日目 6月30日 晴れ  イスキア島~ナポリ~ローマ

温泉プールの奥にはかなり長い洞窟風呂があり、探検をしている気分です。プールからの眺め、ずっとここにいたい。
  

フォリオにある、白い教会。最近ではイタリアのセレブたちがここで結婚式を挙げる事が流行っているそうだ。


教会裏の海を見渡せる断崖の柵には恋人たちが、ずっと離れない様にと、二人の名前が入った鍵が。


ナポリへ再び、上陸、下町、スカッパ ナポリを散策する。サンセベーロ礼拝堂にある「ベールに包まれたキリスト」はベールの透明感のある質感といい、血管まで浮き出ている肌まで、彫刻とは思えないな感覚にとらわれる。イタリアでは珍しく、撮影禁止になっていたので、掲載できないのが残念!

ナポリらしい、下町、スカッパナポリの町並み。


Part Ⅲに続く。





光輝く南イタリアと永遠の都 ローマ Part Ⅰ

2011年07月10日 | 旅行
2011年6月21~7月4日 12泊14日
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南イタリアの夏の陽に輝く、中世の街並み、海、遺跡まさに絶景の連続でした。食べものも、街毎に違う郷土の味を堪能しました。安いハウスワインでも美味しかった。

1日目 6月21日 晴れ バーリ~ポリニァーノ アマーレ

前半はローマで乗り継ぎ、バーリへ。そこからレンタカーでソレントまで車の旅となった。ポリニァーノアマーレに夕暮れ時に白い壁の旧市街に到着、ここから、ホテル探しが始まった。納屋を改装したB&Bのホテルに落ち着き、夜の街を散歩する、絶景の入江はライトアップされ美しい。
    

2日目 6月22日 晴れ ポリニァーノ アマーレ~アルべロベッロ

朝の散歩で、美しき入江をもう一度。 ホテルのレセプションがある、旧市街広場からレンタカーで出発です。アルベッロベッロに向かう途中、一面のオリーブ畑。
      

アルベッロベッロに到着。独特のとんがり屋根の家が見え始めます。市街に入ると、とんがり屋根だらけです。青い空に白い街が映える。
      

3日目 6月23日 晴れ アルベロベッロ~マテーラ

お世話になったとんがり屋根のホテルともお別れです。快適でした。
    

畑、牧草地、オリーブ畑の大地を快適に走って行くと、突然、岩山が現れます。そこが、現代から取り残された洞窟に作られた街、マテーラ。時間は止まったような不思議な街です。
  

ホテルの窓から。


4日目 6月24日 晴れ マテーラ~アマルフィー

中世の街を旅して、アウトストラーダを通って、いよいよ、海の絶景が拡がる、マルフィー海岸へ。
アマルフィーの玄関口、サレルノで海を見ながらランチタイム。ホテルに到着、べランダからはアマルフィーの絶景を眺めます。

  

5日目 6月25日 晴れ アマルフィー~ポジターノ~ラベッロ

船でアマルフィー海岸の絶景を見ながら、ポジターノへ行きました。世界のセレブが集まる、ポジターノの海辺のホテル。あまりの海岸美の素晴らしさに帰りも船で帰ってきました。
    

アマルフィーの街を散策。ドーモと街の奥へ入って行くと迷路のような、細い道。
  

ラベッロは中世貴族たちの別荘地。こんな絶景を毎日、楽しんでいて羨ましい。
        

6日目 6月26日 晴れ ラベッロ~ソレント~カプリ島

アマルフィー海岸ドライブは曲がりくねった道が続き、美しい景色に見とれて、ドライブもなかなか楽しくもあり大変です。
  

ソレントでレンタカーを返し、広場の可愛い婦人警官を横目に港へ降りて行きます。
  

高速フェリーであっという間にカプリ島です。幌付きタクシーでホテルへ。
  

7日目 6月27日 晴れ カプリ島~ナポリ

青い空、青い海、青の洞窟が待っていました。
  

古代ローマ皇帝の別荘だった、アウグスト公園からの絶景。絶景の美しい海を見ながら、マリーナピッコロへ行く、遊歩道は最高です。帰りはバスで戻りました。
          

フェリーに乗ってナポリへ、ベスビオが見えてきました。船員曰く、「あれはフジヤマだ」いろいろ、ガイドありがとう。
  

ホテル到着後、ナポリ考古学博物館に明日、行くポンぺイの勉強に行きました。ポンペイに行く人は必見です。
  

Part Ⅱへ続く。