田中良平 切り絵・切り紙制作所

Ryohei Tanaka`s Killer Cuts&Killing Shapes

アーティストのセルフプロデュースってああ、難しい。

2021-06-06 21:19:18 | つぶやき
その、まぁなんだ。
難しい問題。
自分というアーティストをプロデュースするということ。
売れるように仕向けるということ。
その、恥ずかしさ。
その、必要性。
その、妥協点。
ひとりでやっても難しい。
ふたりでやっても、やっぱり難しい。
ウチは妻が手伝ってくれる。
PCでの作業が非常に苦手な私を助けてくれる。
とてもありがたい。
今まで制作したシールや、本や、ウェブサイトの編集などは妻のヘルプなしにはできなかった。
彼女は過去にわりとしっかりミュージシャンとして活動していたので、売る、売れることの難しさを知っている。
で、私、田中良平を商品として扱う場合にこうした方がよいのではないかという意見も出してきてくれる。
だが、私はその方向性ではやりたくないという考え方を持っていたりする。
なので、そこのところをどう着地させるか悩む。
どちらのやり方が正しいかなんかはわからない。
どちらかのやり方で売れたらそれが「正しい」なのか?
そもそも、「売れる」ということに対して、私はそこまでの欲求を持っているのか?
いや、そりゃ金は欲しいよ。
誰だってそこそこの金は欲しいべさ。
だから、活動はするよ。
だけどさ、今の幸せを捨ててまで欲しい作家的栄光なんかないわけですよ。
ハングリー精神に欠けているわけですよ。実際問題として。
そりゃ、そうだ。ハングリーじゃないもの。
ご飯もおやつも食べられるわけですよ。
住むところに困っているわけではないのですよ。
酒を飲むわけでもない、ギャンブルするわけでもない、金を大量につぎ込む趣味がない。何かのコレクターというわけでもない。動物占いは猿で、ケチで小銭が好き。図書館大好き、ブックオフに行ったところで見るのは110円コーナーがメイン。自分の昼飯に1,000円以上かけてしまうと1日くよくよしてしまう。映画は好きだが、3か月に1回行ければ大満足。衣類だって半分以上はいただきものだ。あってもいいけどはあるが、欲しいものがほとんどない。
地方から出てきて東京で一旗あげるとかっていう目標もない。
あえて言えば、今の感じをキープしたうえで、ちょっとだけ上を目指したい。
自分との戦いでしかない。
どうでもいいんだけど、どうでもよくない。
多くの人が作品を目にし、そこに価値を感じ、お金を落としてくれるということが無理なく、楽しく、続けられればいいんだよな。
娘と遊んで、たまに美味しいモノ食べて、1年に2回くらい家族で旅行して。
それぐらいがいい。
わかっている。疑いようもなく恵まれている。
でも、そういうことだ。
楽しく、ダラダラしたいのだ。
健全に、ゴロゴロしたいのだ。
それを続けるために、善処します。
はい。


田中良平切り絵展示「文字と妖怪」(前期と後期で展示が変わります)
期間: 前期「文字」2021年6月27日(日)~7月2日(金) 後期「妖怪」7月4日(日)~7月9日(金)
時間:10:00~19:00 定休日:土曜日
場所:Cafe & Roastery Cielo di Tokio
チェイロ デ トキオ
東京都品川区小山6-8-17 原ビル1F
(東急目黒線西小山駅徒歩5分)
※飲食店での展示のため1オーダーお願いいたします

至れ、尽くせ

2021-06-05 22:49:17 | つぶやき
さーて今夜もテーマなしのファイト。
取り繕うぜ、無駄語録。
終わりのある無限列車。
ウロボロスの尻尾は切れました。
蒲焼にしていただきました。
髪の毛切りました。事実。
ボサノヴァの頭、短めのチョイス。
妻の頭もショートしました。
緑がかった、何かです。
ミトコンドリアの逆襲です。
パラサイトに効く薬です。
いみじくもってどういう意味ですか。
使いたい言葉の意味を知りません。
イチジクはしってる。
浣腸だろう。
軍艦ではない、船長と呼べ。
イチジク船長。
何言ってるの?はNGワードね。
だって何にも言ってない。
1000円カットの店、100円カットの給料。
10円カットのうまい棒、もというまい輪。
ホントじゃないよ、ウソの話。
ホラなんか吹いてないよ、ふかしているだけ。
お芋とかそのへん。
泣いてなんかいないよ、笑いたいけど。
あたりまえ新書のタイトルは愉快。
曰く、「つまらない人ほど、面白くない」
曰く、「ボーダーは縞々」
曰く、「生きている人ほど、死ぬ」
そんなことばっかり。
そんな言葉ばっかり。
バッカルコーンってなんだっけ。
く~り~お~ね~。

田中良平切り絵展示「文字と妖怪」(前期と後期で展示が変わります)
期間: 前期「文字」2021年6月27日(日)~7月2日(金) 後期「妖怪」7月4日(日)~7月9日(金)
時間:10:00~19:00 定休日:土曜日
場所:Cafe & Roastery Cielo di Tokio
チェイロ デ トキオ
東京都品川区小山6-8-17 原ビル1F
(東急目黒線西小山駅徒歩5分)
※飲食店での展示のため1オーダーお願いいたします

眠い目こすって600秒

2021-06-04 23:10:12 | つぶやき
眠いので、ひさしぶりの10分間タイマーブログ。
さて、どんな妄言が出てくるのか。こないのか。
間違いを直すバックスペースを押す時間の方が多いのではないだろうか。
こんなものは、お筆先だ。
あるがままに、流れるままに、思いつくままに、ありのままに。
思い出すな、あの日のことを。
どの日のことを。
特に何もなかった日のことを。
思い出さないよ。
思い出せないよ。
だから、思い出すなって。
そうか。
それで、何だっけ。
誰と話しているのだっけ。
何の話だっけ。
ナンの話だっけ。
インドだっけ。
カレーだっけ。
タンドーリだっけ。
タンドリーだろ。
コインタンドリー。
タンドリー後を濁さず。
あとにご。
あと、2語。
足りないよ。
まだまだ、だよ。
未熟者めが。
かなり大きい未熟者、新発売。
未熟者メガ!
あ、ほら、10分たったよ。
10分経つ鳥、濁してる。のど越してる。
使ったことのない、言い回しを探している。
組み合わせを、求めている。
飽きている。カチンときている。
きちんと着ている。チンチン掻いてる。
ハーヴェイ・カイテル。
すぐ浮かぶのはデニス・ホッパー。
おやすみの呪文。
ラララ、るるる。

田中良平切り絵展示「文字と妖怪」(前期と後期で展示が変わります)
期間: 前期「文字」2021年6月27日(日)~7月2日(金) 後期「妖怪」7月4日(日)~7月9日(金)
時間:10:00~19:00 定休日:土曜日
場所:Cafe & Roastery Cielo di Tokio
チェイロ デ トキオ
東京都品川区小山6-8-17 原ビル1F
(東急目黒線西小山駅徒歩5分)
※飲食店での展示のため1オーダーお願いいたします

真似する男

2021-06-03 21:54:58 | つぶやき
助清(だと思われているヤツ)の笑い方の真似は時々したくなる。
表情を崩さず、でも楽し気に「オアアア」っていう。
映画「黒い家」に出てくる西村雅彦の「そうか~、まだなのか~、そうか~、まだなのか~。」もタイミングが合うと日常会話に差し込む。
ウォーキングデッドを観ているとリックの真似で「カァーッル!」って言いたくなる。
観てなくても言いたくなる。家の階段を登りながら「カァーッル!」って言ったりする。
ニーガンの胸を反らせて、ゆっくり話すのもやりたくなる。
映画「アキラ」の大佐の真似をするのも好き。
「見てみろこの慌てぶりを。怖いのだ、怖くてたまらずに覆い隠したのだ。」
とか、お風呂でたまに言っちゃう。
石田太郎繋がりで刑事コロンボの「いや、どーもスミマセン。」とか「もう一つだけよろしいでしょうか。」も時々いう。
その口調でしばらく無意味に話したりする。
「このタマネギ。あなた、このタマネギを冷蔵庫の中に入れたとおっしゃいました。おかしいなぁ。その時このタマネギはまだ八百屋にすらなかったんですよ。」とか。
ひとりで。
ラピュタのムスカのセリフもよく言う。
歩きながら「どこへ行こうというのかね。」を言うと、背筋が伸びる。
そのせいかどうか知らないが、こどもに「帰りの支度をしたまえ」とか「君が欲しいのはこれかね」とか言っちゃう。たのしい。
娘6歳とアニメを一緒に観るとすぐ真似したくなる。
最近ではヒロアカのオールマイトの「ワタシが来た!」や、呪術廻戦の両面宿儺が「がんばれ、がんばれ」いう真似をよくしている。
ごっこ遊びが好きだった子供の頃から同じノリだ。
大学の時もアメリカでルームメイトたちと好きな映画のセリフの真似ばかりしていた。
おかげで英語もよく覚えた。
基本、似ていなくてもいい。
言いたいだけだから。
これでいいのだ。

田中良平切り絵展示「文字と妖怪」(前期と後期で展示が変わります)
期間: 前期「文字」2021年6月27日(日)~7月2日(金) 後期「妖怪」7月4日(日)~7月9日(金)
時間:10:00~19:00 定休日:土曜日
場所:Cafe & Roastery Cielo di Tokio
チェイロ デ トキオ
東京都品川区小山6-8-17 原ビル1F
(東急目黒線西小山駅徒歩5分)
※飲食店での展示のため1オーダーお願いいたします

かたやきそばパーティー

2021-06-01 21:32:50 | つぶやき
かたいやきそば。
かたやきそば。
やわらかいやきそば。
やわらきそば。
みつを。
みつをじゃねーだろ。
たい焼きと焼きそば。
たい焼きそば。
タイ焼きそばはパッタイじゃないの?
未確認焼き。
確認済み焼きそば。
了解、確認焼きそば、オーバー。
おみごとなたい焼き。
おみごと焼き。
違う。
おたみいごと焼き。
なんじゃそら。
おみごとなお好み焼き。
おみごとのみ焼き。
なぜ、おみごとなんだ。
おみごとなタコ焼き。
おたこみごと焼き。
よくわからないですね。
おみごとな焼きそば。
おみごと焼きそば。
普通。
じゃあ、
オムそば。
虚無そば。
ドムそば。
ゴムそば。
もったいない焼きそば。
は、
もったいない焼きそば。
どういうことですか。
もったいないたい焼き。
もったいない焼き。
もったい焼きない。
そういうものが売られているんですか。
いいえ。売られてはいません。
タコ焼き。
大判焼き。
イカ焼き。
大袈裟な大判焼き。
大袈裟判焼き。
くさいたこ焼き。
くさタコ焼き。
どういうことですか。
回転焼き。
焼き鳥。
やきとり。
タコ焼きとり。
どういうことですか。
イカ焼きとり。
だから。
宇多田ヒカルが焼いたタコ焼き。
それは。
宇多田焼き。
ちょっと。
宇多田き。
わからない。
うただきます。
宇多田焼きヒカルそば。
ヒカルそばから、遠いうどんまで。
みなさん、一緒にうただきます。
何を言っているの?
仲良くしようよ。
タコ焼きしようよ。
しようよ、みんなで。
たい焼きパーティー。
たい焼き?
あまり聞かないな。
タコ焼きパーティーじゃなくて?
タコパじゃなくて、タイパ?
今川焼パーティー。
今パ。
どんど焼きパーティー。
どんパ。
どんど焼きは食べられません。
カルメ焼きパーティー。
カルパ。
そんなに食えない。
カルパスパーティー。
カルパ。
もしくは、カルパパ。
焼きですらない。
パパイヤパーティー。
パパパ。
パーティーは終わりだ。
そして、今日も。
終わりのパーティー。
終わパ。




無用問答(ムヨウモンドウ)

2021-05-31 21:31:29 | つぶやき
さて、今日は何の話を書きましょうかね。
毎日、書くことなんか、無くはないんですよね。
あるんですよ。何かは。
でも、書きたくないんですよね。
めんどくさくて。
書かなきゃいいんですけどね。
でも、ほら、コレ、アレでしょ。
だから、その、そうなんですよ。
わからないと思いますが、まぁ、そういう事ですよ。
テーマがあったりしますよね。
「春」とか、「休日の過ごし方」とか、「うちのペット」とか。
あがらないですよね。執筆意欲。
思ってることしか、書けないし。
こんなとこで嘘ついてもせうがないし。
よしんば、嘘ついてもすぐバレるし。下手だし。
だったら、抽象的で意味不明な単語の羅列の方が愉しいし。
考えていることはあるんですよ。
それをまとめるのが大変。
ぐちゃぐちゃだから。
方向性はあっても。
そういうものを、とりあえず形にしておこうと考えてのこのブログでもあるんですけどね。
それにしたって、文章を書くのって難しい。
このブログ、TwitterやFacebookにもリンクさせてるので読んでくれている人もいるようで、うれしいものですな、「いいね」ってされるのは。ありがとうございます、ほんと。
励みになりますよ。気にもなるけどね。
反応を気にせず書き始めたものではあるが、どうなんでしょう。
あからさまに変な文章。
文章ですらない、先ほど述べた抽象的で意味不明な単語の羅列など。
一人称の統一がないしね。
私はたのしいんですけどね。
頭おかしげじゃないですか。
だから、どうなのかな~って。(上目使い)
読んでいる人は知り合いだったり、トモダチだったりが多いとは思うんですよ。
んで、その人たちは私のことを多少なりとも知っているから、「あぁ、あのバカが、またバカなこと書いているな。バカだなー(笑)」となってくれているのは想像がつくんですよ。
違うかもだけど。
ここで、心の声。(ずっとだろう、それは)
何を気にしているんだ、貴様。わかっているだろう、ほとんどみんな「どうでもいい」と思っている。実際、どうでもいいことばかり書いているからな。それを望んでいるのも貴様自身だろう!
いや、そうなんだけどね。笑ったりしてくれてるのかなーって。笑ったり、感心したりしてくれてるのかなーって。
感心!貴様、恥ずかしい奴だな。感心させようとしているのか。どうかしているな。しているのか。
いや、だって、ホラ、私「アーティスト」ですし。他人が自分をどういう風に見てるか、見えているのかって気になっちゃうんですよ。
「アーティスト」関係なしに、気にするヤツは気にするだろう。頭よく思われたいとか、オモシロイ人だと思われたいとか考えるのも普通だ。
だけども、他人が自分をどういう風に見てるかなんてそれはホント分かりようがないな。
分かったところで、事実か確かめようがない。しかも、気分で変わる。他人も自分も。
そして、分かったところで貴様は何も変わらないだろう?変えるつもりもないだろう。
そんなものだろう。でも、やるんだろ。
あ、ま、そうなんですけどね。
いつもどおりですな。
こんなものですな。
ああ、なるほど。なるほど。
そんでは、また明日。
グナイ。


マンガちょっと汚いい話

2021-05-30 21:32:21 | つぶやき
「あまめはぎ」という妖怪がいる。
水木しげるのマンガや、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で知ったそいつはコマ妖怪。
身体にキノコを生やしていてそれがコマになる。おもちゃのね。
で、確かそのコマで鬼太郎と戦ったりする。
そこはそれで奇妙なのだが、まぁ別に。
でも、こいつの特性として「足の裏の皮を食べる」という説明がある。
それが妙に印象に残った。
小学生の頃にその情報を頭に入れた私は以来、風呂に入った後などに柔らかくなった足の皮の角質をナイフで削ったり、爪ではがしたりする度に「あまめはぎがいたらこれあげるのになー。」と思いながら新聞紙の上にたまった皮を捨てていた。

近所を歩きまわる猫にカメラをつけてその視点を楽しむといった道具を出すドラえもんの話があった。塀の上を歩く猫はのび太の友達の家の窓を覗き、それぞれのちょっとした秘密を見てまわる。見られた友達の中に、ジャイアンでもスネ夫でもしずかでもないのがいて、そいつが「ひそかにためたハナクソが、こんなボールになった。」と、机にハンドボールくらいのハナクソの塊を置いていた。これが、印象に残った。正直にいうが、真似して、やった。そして無理だった。全然たまらない。カラカラのカピカピになる。1センチにもならないうちに捨てた。
藤子不二雄はわりと汚いネタも持ってくる。
「クセなおしガス」だったか、のび太もハナクソをほじっていてボーリングの玉ほどの大きさのハナクソを出してしまう話があって「あんなハナクソを出すというのはどんな気分だろう」と
少し羨ましかった。そしてあのハナクソに貼られていたスクリーントーンは印象的だ。

ドラえもんを語りだすと長いので、あまり踏み込まないが思い出としてかなり印象に残る話が多い。

いやー、マンガってほんとーにいいもんですね。

って、今日は印象に残った汚い話しかしていない。

娘6歳が昨日、今日とネフリで延々「斉木楠雄のさい難」(字の変換が出来ない)を観ている。
「ヒロアカ」にしろ、「鬼滅」にしろ、「呪術」にしろアンテナの感度が鈍っている私は、姪や甥などにマンガを貸してもらったり、情報を流してもらわなければ、ちゃんと読んだり、視聴したりすることはなかったと思う。そして、本当にありがとう。チョー楽しい。面白いマンガって最高だよな!で、娘の観ているものもそうで、彼女がいなかったら「プリキュア」の素晴らしさに開眼することはなかっただろうし、一定のYouTubeの存在を確認することもなかっただろう。
実のところ「プリキュア」の魅力は娘が生まれる前から薄々感じていた。凄いヒキがありそうなので、近寄らないようにしていたのだ。YouTubeで変身シーンの総集編観てズブりといった。「斉木楠雄」も存在は知っていたが、チャンスが無ければまず通らない道の一つだったが、娘が見始めたので、一緒に観たら結構笑えた。奇面組を思い出した。主に名前に。



怪獣大百科の思い出

2021-05-29 22:09:46 | つぶやき
幼稚園の頃は怪獣博士になりたいと思っていた。
ケイブンシャの怪獣大百科が好きでよく見ていた。
文庫本くらいの大きさで百科だから分厚い。
怪獣大百科と呼んでいたが、正しくは怪獣・怪人大百科だ。
ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊ものなど、主に子供向け特撮番組に出てくる怪獣、怪人、キャラクターの名前と写真と説明が沢山載っている。
怪獣・怪人の本なので番組名はあれどヒーローの解説などはほぼない。
私は自動車や電車などにまるで興味のない子供だったが、この本が好きだった。
男の子は図鑑が好きみたいに言われるがそういう事なのかもしれない。
異形のモノたちがズラリ、みっしり並んでるのがいい。
しかし、今振り返って考えるといったい私はあの本の何を見ていたのだろう。
かなり、いろいろな情報を取り込んでいた感じはある。
私はどちらかというと怪人が好きだった。
怪獣もいいが、デンジマン、サンバルカンあたりの怪人がお気に入りだ。
ネーミングにもシステムがあるということを学んでいた気がする。
サンバルカンの毎週変わる怪人の名前は「~モンガー」で統一されていた。
第一話に登場するのは「ジムシモンガー」だ。
今、普通にその情報が頭から出てきた。
ネットで確かめた。そうだった。
記憶というのはそういうものなんだと思った。
「ジムシ」ってなんだ。調べたら、コガネムシの幼虫だって。
そんなポピュラーなものなのか。ジムシという呼び名は。
新番組、初回の悪役に命名されるほどの。
不思議なチョイスだと思う。
だが、しっかりそのビジュアルと名前は刷り込まれていたから、結果オーライなのだろう。
そうやって知識は増える。
多分、私が怪獣・怪人大百科から吸収したのはそういうところなんだろうな。
そのビジュアルと名前に付随した意味。
そこに面白さを感じていたような気がする。
とんちの答えのような造形。
モンガーたちは「機械生命体」といわれるバケモノなのだが、基本的になんでもありだ。
例えば「トビバコモンガー」というのがいる。なんじゃそら。
跳び箱から手足が出ている姿なのだが、なんか機械チックなもの。パイプやらなにやらがついていて理由はどうあれ、なんかカッコイイのだ。
そして、思うのだ。幼稚園の私は。
機械っぽく、かっこよく見せるにはパイプとかつければいいのか。
学ぶとかってきっと、そういうことなんだと思うんだよね。
そういうところが面白いんだよね。
そういうところを面白がっている私をある程度放っておいてくれた親にも感謝だよね。
まぁ、こんなんなっちゃったけど、楽しいからいいっしょ、お父さん、お母さん。
怪獣・怪人の身長、体重の情報もあった。その数字にはあまり興味なかったが、そういう数字を入れるとそれっぽくなるということは理解した。
そんなこども。
そして、いまでもそんな。
そんなおとな。
見るものが違っても取り入れ方が同じ。
なんなんだろうね。
ブログを少し続けてみて、書いて、振り返るとそんな発見多いな。
わかっていたことを改めて確認。
さすが人生、後半戦。
ずっと似たようなことをし続けている自分。
出来ている自分。
ラッキーだよな。
これはクリエイターあるあるか。



Crazy Lazy

2021-05-28 22:52:47 | つぶやき
飛び込めドボンと。
短いズボンのジェームス・ボンド。
深く考えないで、浅く生きて、しまった。
しまった、間違えてしまった。来てしまった。
着てしまった。恥ずかしいお洋服。
脱いでしまった。さらに恥ずかしい素っ裸。
そうそう、なだ。
こんなのヤダ。
やだ、そうそう。
晴れわたる日も、雨の日も。
また、その言い回し。
お相撲さんのいいまわし。
がっぷり四つが大好きです。
あんこ型。あんころ餅。あんころもちん。
あーん、その心持ち。
気持ち、ちょっといい加減。その匙加減。いい湯加減。
加減乗除の奇妙な冒険。算数ドリルで穴開けろ。
またまた、やらせていただきました。
たまたま、寄らせていただきました。
そんな、言葉があるんカイ・シデン。
ダジャレばかり。繋げているだけ、それだけ。
考えの無い、あそび。
もっと、白い壁。
茶色いテーブル。
想起されるイメージ。
思ったよりでかいダメージ。
愛のないコラージュ。
たんす、ダンス、ザンす。
ああ、キレがない。
ああ、布が無ければ服が作れない。
いらないでしょ。
だって王様は裸。
イやん、バカン、はだかン。
馬鹿な言葉借り、仮、狩り。


マーカー考

2021-05-27 21:55:44 | つぶやき
マーカーで絵を描くのが好きだ。
フェルトの先っちょのペンだ。
有名なのはゼブラのマッキーだ。
どこにでも書ける油性のマーカーペンはマジックだ。
実家では油性マーカー全般のことをマジックと言ったりするぞ。
丸芯だったり、角芯だったりして太さも違うぞ。
斜めになっていて彫刻刀でいうところの切出し刀の厚めのやつみたいなのもあるぞ。
あのズバッと描けるところが好きだ。
あのズバッと描かなければ滲んでしまうところも魅力だ。
だから、今のところコピックのような重ね塗りして色を混ぜていくような使い方はしていない。
それは苦手だ。
俺の中にあるマーカーの後戻り出来ない感、そこから抽出されるある種の潔さからは離れてしまう。
油性マーカーを使うとき躊躇するとインクがジワリと紙に沁みる。
それを効果として使うならよし。味としてプレゼンできればよし。
だが、着地点の見えないまま停止すると染みがどんどん広がり、迷った痕跡として残る。
狙っていないのなら、それは失敗だ。
油性マーカーで迷いなく描くのは「書」に近い。
筆を墨につけて書くのに近い。
一筆入魂の感がある。
だから、ブレンダーに隔たりを感じるのかもしれない。
二度書きだから。
色は線でつけたい。
塗るときもあるけど。
筆で描くのは、それはそれでまた全然違う競技みたいなものだから、並べるのもおかしな話だが、マーカーはその速乾性が利点だ。
あと先の硬さ。筆は柔らかい。かなり違う。
江戸時代の絵師たちがマーカーを手にしていたらどう描くだろうかと夢想。
北斎のマーカー画が見たい。
筆を使って書いていた古の絵師たちの、その下書きの無い絵に憧れる。
もちろん下書きをする場合もあるのだが、字を覚えるように描き順を覚え、膨大な練習の末、
とめ、はね、はらい、等のバリエーションをインストールし、使い、応用して、いわゆるなぞり書きの下書きを必要としない、線でなんでも描けるようにしてしまう、そのスタイルに憧れがある。そういうマーカー画が描きたい。
絵を描くタイプのアーティストとしてはサボりすぎているので、大したところには到達できないのは知っているが、自分で「まぁ、がんばって描いたな」と思えるくらいのものは少し見てみたい気もする。
もちろんインクが枯れてきて、かすれていく様も好きだ。

と、ここまで書いたところで精神電池が切れた。

100円ショップで売っている、有名ブランド以外のマーカーの良さや、
匂いのこと、そして紙用マッキーの驚きと、プロッキーのこと。
何故マーカーが好きかというのを紐解くと、結局めんどくさいからという、
自分という作家を分析するきっかけにもなる。(切り絵もそう)

ハッ!

自分という作家は「めんどくさい」という気持ちなしでは生まれてこなかったという発見を、
今さっきしたぞ。あ、すごい。めんどくさいの肯定が出来た。わかっていたことを大悟した。
めんどくさいでいいんだ。めんどくさかったから今こうで、それはそれでいいんだ。
グリーンヒルというマンガにある「人生最大にして、最強の敵「めんどくさい」に打ち勝って、
立派な大人になりたいなぁ~」というセリフ、まったくもってそうなのだが、こういう打ち勝ち方もあるんだ。立派な大人かどうかは知らん。だが、よし。グッドだ。
イッセー尾形と堀内誠一のマーカー画についても触れたいが、疲れた。
寝るぞ。
おやすみ。