世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

いじやける

2025年02月20日 | 日記
退勤後、更衣室でコートとマフラーを着用していたら同僚にマフラーを褒められた。

「細い毛糸で目が詰まっていてあたたかそう」とのこと。
母の手編みなのですと答えたら吃驚された。
そう、母は小学生のころから編み物をしていて、編み物の専門学校を出ている。
60年以上編み物ヲタをしていて、すごいなと思う。

編み物を教える免許も持っているそうだが、「人に教えているといじやける(栃木弁)」のだそうだ。
実際、小学生の頃、母に編み物を教えてもらったが、3平方センチメートルを編むのがやっと。
しかも母がまさに「いじやける」状態になってて、「嗚呼、金輪際、私は編み物と関わらないようにすっぺ」と心に誓った。

いじやけるってなんだろう。
…他県の人に説明しようとすると上手く説明できず、まさにいじやける。



夕食はてんや。
ふとメニューを見ると天ぷらとそばのセットが数十円高くなっているではないか。
がっくり…。裏切られた気分。
ということで今日は比較的安い天丼にした。勿論アプリのクーポンを使い、舞茸の天ぷらを無料で付けた。
うん。これで十分。たしかにそばと天ぷらは高級感があって満足度が高かったが、天丼だって安定の美味しさだ。



木曜日なので図書館に寄り、文春を読む。
林真理子先生の連載をサクッと。
今週は歌舞伎について。ここ二年、真理子先生は歌舞伎を見る暇がなかったらしい。

帰宅して早々、母からLINE。
「NHKで緑内障の特集やってるよ」




どれどれ。
…おお、ガチだ。
私が愛用しているアイラミドの商品名がちゃんと目隠しされた状態で映ってて、さすがNHKだなと。


番組に阿佐ヶ谷姉妹が出ていたのだが、片方を見ると片方が消えるぐらいには末期の緑内障な私。
でも、ほかの患者さんが創意工夫しながら緑内障とうまく付き合っていることを知り、自分だけじゃないんだと励まされた。


バレンタインデーを過ぎると年末にかけた縮毛矯正部分がくせ毛で押し出されてそろそろハーフテールにしなくては…と、いじやけるのだが、今年は違う。
1年ちょっと前から始めたホルモン療法で髪が細くなりくせ毛部分の主張が弱まり、今年はまだダウンスタイルでいけてる。

※そして天然茶髪


入浴中、「あ、あれコピーしないと!」と急に思う。
すっぴんで外を出歩くのが苦手な私は入浴前に「もう外出する用事ないよね?」と何度も確認するのだが、今日はうっかり失念していた。
そう、この前眼科で書いてもらった「身体障害者診断書・意見書」をコピーするのである。明日の心療内科でクマ医師に渡すべく。
精神科医に眼科医の意見書を見せたって普通だったら無意味なのだろうけれども、ズブズブの関係の我々は違う。
なんでもかんでも報連相するのが基本。
ということで髪の毛を乾かした後、最低限の化粧をしてコンビニへコピーを取りに行く。

風呂に入る前にどうして気付かなかったのだろう。

いじやける…。

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