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銀河中心部、2方向から観察=「重力レンズ」利用―信州大など

2013年02月19日 23時00分59秒 | 日記

銀河中心部、2方向から観察=「重力レンズ」利用―信州大など

時事通信 2月19日(火)19時3分配信

 約100億光年先にある銀河の中心で輝く天体「クエーサー」からガスが吹き出す様子を、重力レンズと呼ばれる現象を利用して異なる角度から観測することに、信州大などの研究チームが成功した。論文は19日までに米天文学誌アストロノミカル・ジャーナルに掲載された。
 銀河の中には、中心部の巨大ブラックホールがガスを吸い込む際、明るい光を放つクエーサーを持つものがある。クエーサーの周縁部には、ガスの円盤や外側に吹き出すガスの流れ(アウトフロー)などがあると考えられているが、地球からは恒星のような点にしか見えず、構造を観測するのは難しい。
 信州大の三沢透講師らは、約100億光年先にあるクエーサーを米ハワイ島のすばる望遠鏡で観測。手前にある約50億光年先の銀河団の重力で光が曲がるため地球からは三つに見えるが、このうち明るい二つを選び、アウトフローの見え方を比較した。 
 手前の銀河団がレンズのような役割を果たして二つの光は曲がって届くため、同じクエーサーを異なる方向から観測したのと同じことになる。この二つを分析したところ、ガスを構成する元素が異なっており、ガスにむらがある可能性が高いことが分かった。
 吹き出すガスは周辺の銀河で星の材料になると考えられ、三沢講師は「クエーサーの詳しい構造が分かれば、元素がどのようにばらまかれていくかなどが分かる」と話している。
 研究チームには信州大のほか、奈良高専、苫小牧高専、東京大、国立天文台、宇宙航空研究開発機構の研究員が参加している。



Adobe Reader/Acrobatに脆弱性、ゼロデイ攻撃も確認

2013年02月15日 23時01分07秒 | 日記

Adobe Reader/Acrobatに脆弱性、ゼロデイ攻撃も確認

@IT 2月15日(金)20時44分配信

 米アドビシステムズは2月13日、Adobe Reader/Acrobatに深刻な脆弱性が存在することを明らかにし、注意を呼び掛けた。

 同社のアドバイザリによれば、脆弱性が存在するのは

・Adobe Reader/Acrobat 9.5.3以前
・Adobe Reader/Acrobat X 10.1.5以前
・Adobe Reader/Acrobat XI 11.0.01以前

だ。Windows版とMacintosh版、いずれも影響を受けるほか、Linux版のAdobe Reader 9.5.3以前にも脆弱性が存在する。悪用されれば、アプリケーションがクラッシュしたり、攻撃者にシステムを乗っ取られたりする恐れがある。すでに、この脆弱性を悪用した標的型攻撃も確認された。

 米FireEyeは先に、この脆弱性についてブログで報告していた。同社のシニア・セキュリティ・エンジニア、アレックス・ランスタイン氏によると、脆弱性を突いたゼロデイ攻撃は、「Adobe Readerの脆弱性と、Adobe Reader X以降で実装されたサンドボックス機構の脆弱性を付く、2つの攻撃コードを組み合わせたものだ」という。サンドボックスは、権限が限定された環境でファイルを実行することで、OS環境に影響を与えないようにする一種の封じ込め技術だ。過去に、これを回避するコンセプト実証コードが公開されていたが、今回の標的型攻撃では実際にそれが悪用されたことになる。

 アドビではこれを踏まえ、修正プログラムの準備を進めており、用意ができ次第公開する予定だ。それまでの間の回避策は、「不審なPDFファイル、出所が分からないPDFファイルは開かないこと」。Adobe Reader/Acrobat XIを利用している場合は、「保護されたビュー」を有効にすることを推奨している。



DNA修復遺伝子の働き低下=卵巣で30代後半から―米大学チーム

2013年02月14日 23時00分04秒 | 日記

DNA修復遺伝子の働き低下=卵巣で30代後半から―米大学チーム

時事通信 2月14日(木)4時3分配信

 女性の妊娠が30代後半から次第に難しくなる背景には、卵子のもとの細胞でDNAの二本鎖が損傷した場合に修復する遺伝子群の働きが低下する現象があることが分かった。米ニューヨーク医科大などの研究チームが13日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。先進国では高齢出産が増えており、研究成果は不妊治療技術の向上に役立つと期待される。
 細胞ではDNAを傷つける活性酸素などが日常的に発生し、修復する遺伝子が働いている。研究チームが24~41歳の不妊治療中の女性に協力を求めて調べた結果、「BRCA1」と呼ばれる主要な修復遺伝子の働きが長期的になだらかに低下する一方、別の3種類の修復遺伝子の働きは36歳以降に急低下することが分かった。
 女性は生まれた時、卵巣には卵子のもとの細胞が約100万個あるが、思春期以降に成熟して排卵に至るのは500個程度。DNAが傷つき、損傷を修復できない場合は細胞が自然に死ぬ仕組みがあるが、修復が不完全なまま卵子になると、正常に受精、妊娠に至る確率が下がると考えられる。



DNA修復遺伝子の働き低下=卵巣で30代後半から―米大学チーム

2013年02月14日 17時00分37秒 | 日記

DNA修復遺伝子の働き低下=卵巣で30代後半から―米大学チーム

時事通信 2月14日(木)4時3分配信

 女性の妊娠が30代後半から次第に難しくなる背景には、卵子のもとの細胞でDNAの二本鎖が損傷した場合に修復する遺伝子群の働きが低下する現象があることが分かった。米ニューヨーク医科大などの研究チームが13日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。先進国では高齢出産が増えており、研究成果は不妊治療技術の向上に役立つと期待される。
 細胞ではDNAを傷つける活性酸素などが日常的に発生し、修復する遺伝子が働いている。研究チームが24~41歳の不妊治療中の女性に協力を求めて調べた結果、「BRCA1」と呼ばれる主要な修復遺伝子の働きが長期的になだらかに低下する一方、別の3種類の修復遺伝子の働きは36歳以降に急低下することが分かった。
 女性は生まれた時、卵巣には卵子のもとの細胞が約100万個あるが、思春期以降に成熟して排卵に至るのは500個程度。DNAが傷つき、損傷を修復できない場合は細胞が自然に死ぬ仕組みがあるが、修復が不完全なまま卵子になると、正常に受精、妊娠に至る確率が下がると考えられる。



米ヤフーのメイヤーCEO、マイクロソフトとの提携成果に不満

2013年02月13日 17時00分51秒 | 日記

米ヤフーのメイヤーCEO、マイクロソフトとの提携成果に不満

CNET Japan 2月13日(水)12時2分配信

 米YahooがMicrosoftと交わした検索での提携に、Marissa Mayer氏は満足していない。

 Mayer氏は、サンフランシスコで開催された2013 Goldman Sachs Technology and Internet Conferenceに登壇し、同契約で期待されていた増収や市場シェア増加の効果は得られていないと述べた。同氏が投資家カンファレンスに登場するのは、2012年夏にYahooの最高経営責任者(CEO)に就任して以来初めて。

 Reutersによると、同氏は「提携したポイントの1つに、シェアをお互いにただ交換するのではなく、トータルでシェアを拡大したいという思いがあった」と述べたという。「現在われわれにとって最大のビジネス課題はインプレッションだ」(Mayer氏)

 両社は10年間に渡る同契約を2010年に結んだ。契約の下、MicrosoftはYahooに検索サービスを提供し、YahooはMicrosoftの優良広告主に対し、販売契約を結ぶことになった。運用が軌道にのれば、2億ドルの資本支出を節約し、営業利益は年間5億ドル増える見込みだと、Yahooは述べていた。

 Mayer氏はMicrosoftとの提携について「もっとうまくマネタイゼーションする必要がある。われわれはうまくマネタイゼーションできると考えているし、どれくらい効果があるのかは業界の競合企業が見せてくれている」と述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。