大阪龍馬会

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映画「坂本龍馬」役者ら来鹿 霧島路巡り役作り

2007-09-22 08:06:01 | 幕末ニュース
「実際の景色、追体験できた」

龍馬の銅像を見学するスタッフら=19日、霧島市牧園地区 映画「坂本龍馬」(仮題)出演の全国オーディションに受かった4人とスタッフら計13人が19日、龍馬への理解を深める研修のため霧島市を訪れ、龍馬と妻おりょうが新婚旅行で歩いた場所をたどった。一行は製作や役作りなどに生かそうと熱心に見学した。研修は21日まで。
 オーディションに受かったのは松岡準弥さん(23)=高知、白洲慶子さん(22)=山梨、松尾香澄さん(14)=大阪、愛田えみさん(12)=京都。1866年、龍馬とおりょうが霧島への旅で立ち寄った隼人港から日当山温泉などを回った。2人の銅像がある塩浸温泉では寺田屋事件で負傷した龍馬が湯治し、ピストルで鳥を撃って遊んだエピソードなどを聞き、犬飼の滝では水しぶきを浴びながら当時に思いをはせた。
 松岡さんは「実際の景色を追体験でき感動」。白洲さんは「今回の訪問で演技するとき自然に感情がわいてきそう」と感慨深げ。松尾さんは「着物姿で道も未整備だったのに昔の人は強い」、愛田さんは「龍馬はこの大自然が好きだったんだと実感した」と話した。
 脚本が未完成で役柄は未定だが、4人は中岡慎太郎、龍馬の姉の乙女、婚約者の千葉さな子など、希望する役を念頭に宿泊地で発声練習などを行ったほか、20日は高千穂峰にも登った。
 同行した小倉新二製作プロデューサー(43)は「協力態勢も整っているので霧島ロケをなるべく多くしたい。龍馬も滞在したミツバツツジのきれいな来年5月に撮影入りできたら」と語った。撮影は京都、高知、鹿児島の3カ所で行い、来年11月完成を目指す。

南日本新聞9/21


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