大阪龍馬会

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後藤象二郎:幕末の志士、洋装の写真を発見 上野彦馬が撮影

2009-09-12 00:01:00 | 幕末ニュース
 幕末の志士・坂本龍馬と共に大政奉還に奔走したことで知られる土佐藩参政・後藤象二郎(1838~97年)を、日本初の写真館を長崎に開いた上野彦馬(1838~1904年)が撮影した写真4点が、長崎市内で見つかった。うち2点は洋装で、象二郎の幕末時点の洋装写真は初確認。

 写真を所蔵していたのは、1709年に創業した日本最古のべっ甲細工店「江崎べっ甲店」(同市、江崎淑夫社長)。江崎家と上野家は親類で、江崎家には、彦馬から贈呈された1864~66年ごろ撮影の約300点の古写真のアルバムが伝わり、江崎家関係者とみられる人々が撮影されていた。

 07年、彦馬にちなんだフォトコンテスト「上野彦馬賞」(九州産業大学、毎日新聞社主催)を記念してこのアルバムを紹介した際、象二郎に似た人物の写真があったため、古写真研究を続ける姫野順一・長崎大教授(経済思想史)が分析した。

 彦馬が長崎に開設した写真館「上野撮影局」には、土佐藩から化学を学びに医師が留学するなど、土佐藩関係者が多数出入りしていた記録があり、象二郎もたびたび写真を撮ったとみられる。

 高知県立坂本龍馬記念館の三浦夏樹学芸員は「象二郎に間違いない。彼も龍馬同様、型破りで好奇心旺盛な人物だったので『面白い』と思い、洋装を身に着けたのだろう」と話す。


9/5 毎日新聞


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