橋本左内、波乱の生涯 福井で企画展

　幕末の福井藩士・橋本左内（１８３４～５９年）の没後１５０年を記念した企画展「橋本左内と安政の大獄」が、福井市宝永の同市立郷土歴史博物館で開かれている。１０月１２日まで。

　左内が２４歳で藩主の松平春嶽に仕え、国内体制の改革に奔走して安政の大獄で処刑されるまでの約２年間を、「国事奔走時代の橋本左内」や「橋本左内の最期と吉田松陰」など五つのコーナーに分けて紹介。左内が処刑に至る経緯を記した春嶽の直筆手記などの資料約４０点を展示している。

　同博物館は「『安政の大獄』を、弾圧する者とされる者の両方の視点から考えてもらえれば」としている。

　開館時間は午前９時～午後７時（入館は同６時３０分まで）。観覧料は一般４００円、中学生以下と７０歳以上は無料。


9/3 読売新聞


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