道沿に宵待草がまとまって咲いていた。
直射日光があたるとすぐ萎れてしまうが、朝から曇天だから正午近くでもまだ写真のとおりシャキっとした姿のままが多かった。
数年前まで、私は待宵草を月見草と呼んでいた。
写真の花の正式名は待宵草です。
花図鑑には、月見草は薄く光を通す柔らかそうな花びらをし、咲き始めは白く徐々に朝に近づく頃淡いピンクに色づき静かに花びらを閉じて一夜を終えますと説明している。
花色はピンク色だから黄色とは大きく違う。
一方、宵待草は最初から色が変わらず黄色のまま。
月見草は少なくなっているそうです。
まだ本物は見たことはない。
夜になると咲くことや、花びらの色が黄色だから月をイメージすることもあり、私と同様に宵待草を月見草だと思い込んでいる人も多いのではなかろうか。