今日もあまり気温が上がらず寒い一日でした。
そんなわけで、外出無しの一日家籠り。
20本以上も溜まっていた録画から、2月にNHK-Eテレ「おとなのEテレタイムマシン」で2006年放送の「知るを楽しむ・こだわり人物伝、白洲正子の魅力に細川護熙さんが迫る」の全4回シリーズを再放送したので一気に観ました。
2006年この放送を妻とリアルタイムで観ていた。
その翌年の2007年、妻と長女は白洲次郎・正子夫妻が晩年まで住んでいた東京都町田市の武相荘を訪ねました。
武相荘を訪ねて帰宅した妻が、レストランからガラス戸越しに見えた真っ赤な椿の花が印象深かったらしく、庭に出て花を見たら藪椿とも違うのに気が付いて、武相荘の係員に尋ねたら、その椿の名は「卜半」だと教えてくれたと。
それで話が終わりではなく、卜半を庭に植えたいので花木センターに連れて行って欲しいとまで言うほど花が気に入ったのでした。
その卜半を植えて15年ほどになります。
椿は樹木の中でも成長が遅いと見られ、まだ高さは2m50㎝程度。
例年ならば、すでに咲き始めているのに、今年はまだ蕾です。
これは昨年の椿卜半です。
妻がこの放送に触発されて訪問した武相荘と卜半椿のことになり、放送の内容からは反れた回想禄になつてしまいました。
今年こそ妻がほれ込んだ卜半を見に、武相荘を訪ねたいと思っています。