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今日の記憶を一言半句

詩画作家星野富弘さん

NHK-BSで今年四月に亡くなった星野富弘さんを忍「耳をすませば」を観ました

NHK-BSが昨日、今日、明日の3日間放送の、今年亡くなられた6名を偲ぶ番組です。

毎週土曜日早朝番組「あの人に会いたい」の特別版です。

 

昨日は、ファッションデザイナーの桂由美さんと女性の幸せづくりに情熱を燃やした赤松良子さん。

今日は逆境にも負けず 独自の表現を求め続けてきたピアニストのフジコヘミングさんと詩画 作家の星野富弘さんでした。

 

星野富弘さんを妻が大ファンでしたので想い出深いことがたくさんあります。

詩と絵を融合させた詩画という世界を確立させ方です。

40年以上も前に、朝日新聞が星野富弘さんの「愛、深き淵より」を紹介した記事を見た妻がこの本を購入して読んだ。あとに私も電車通勤で読んだ一冊です。

 

 

それ以来、その後に発売した詩画集を何冊か購入したり、毎年のカレンダーも利用していました。

群馬県の星野富弘美術館を2度訪ねたりもしました。

今日の放送を観て、「愛、深き淵より」や詩画集があるのを思い出し、探したらありました。

しばらく開いたこともなかったので色あせています。

 

絵に添えられた一言一句一つ一つの詩画集を読み返してみた。

絵や文字に込められたものが、

なぜか40年前とは違った思いが伝わってきます。

 

インタビューで

「私が動けないで寝ていて世の中のためには何の役にも立てないけれど でも生きている そのことに価値があり意味があるんだ、そう思った時に普段見過ごしていた役に立たないものが目にとまらない小さなものがとても価値あるものに見えてきた」と言っています。

何気なかった雑草さえ生きようとする姿に、絵と詩が重なり合い感銘します。

 

動くのは首から上だけの富弘さんを支えたのは、まさしくお母さんであり、絶望のなかでサウンドバックになりながら、生きる力を与えてくれたのが母親。

この詩画が特に好きな一つです。

神様がたった一度だけ

この腕を動かしてくださるとしたら

母の肩をたたかせてもらおう

風に揺れる ぺんぺん草 の実を見ていたら

そんな日が本当に来るような気がした

 

星野富弘5分間のストーリー

 

明日31日は西田敏行さんと小澤征爾さんです。

 

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