里山に忽然と姿を現す山桜。 その存在がわかるのも花が咲く一週間ほどだけ。 花の時期だけ存在感を主張する山桜。 それが終われば、周りの木々と同化してしまうから、そこに山桜があったことなど来年まで忘れられてしまいます。 近くの桜も、野に咲く山桜も惜しむ心は同じだが、山桜には哀れを感じます。