昨日、NHKの朝7時からのニュースで流れた大イチョウ。
午前に用事を済ませた後、そのまま大イチョウを見に直行。
大イチョウの場所は、自宅からは霞ヶ浦の対岸の行方市西連寺。
今がピークで、黄葉というよりは黄金色ですね。
境内は黄金のじゅうたんです。
大イチョウは一号株と二号株の2本あります。
共に樹齢が1000年を超すと伝えられています。
一号株は樹高約25メートル、幹囲約6.7メートル。明治16年(1833年)の火災で幹が焼けたので細くなったとも。
幹から乳房に似た形をしている気根(垂乳根)が垂れ下がっています。
1000年もの年輪を重ねてきた証なのでしょう、それだけに幹肌の衰えもあり、老樹を目の当たりにして胸が熱く。
根元に子安観音を祀っています。
二号株は樹高約27メートル、幹囲約9.1メートルあります。
この古刹は、782年(延暦元年)に桓武天皇の勅願により天台宗の僧で最澄の弟子である最仙によって創建されたと伝えられています。
平安時代末期、鎌倉時代から、ずーと1000年もの間、どれだけの人がこの大イチョウを眺めてきたのだろうか。