24節季では、立秋とか処暑が来て、いよいよ秋なんだと思えども、
やはり月が変わり、今日からは歴とした秋のはじまりです。
9月と聞いただけで、片陰の風が涼しくて心地よく感じます。
実りと収穫の秋
一年で一番ゆたかで美味しい季節です。
ところで、飽きずに今日も月見。
湖面を渡る風はすでに秋。
昨夜は、季語で言う「月代」。
月が昇ろうとして、東の空が赤らむことを言うが、名月を賞でるおりのたまらない一瞬です。
それを見たくて、3日続けて霞ヶ浦湖畔の場所を変えて月の出を待った。
今夜の月齢15.7は霞ヶ浦最西端の土浦市湖畔から。
陽は1時間前に沈み、ミッドナイトブルーの空から、赤く大きな月が昇り始めた。
波間に揺らぐ月の光
ドヴィッシーの「月の光」に重なり
なんとも幻想的でロマンチックな光景に
年甲斐もなく、独り占め気分。