緑を濃く湛えた近くの平地保存林の森は、緑からだいぶ色濃くなりました。
季節の匂いや香りなどを表現する日本語独特の言葉があります。
そよそよと吹く爽やかな風が「万緑」の間を吹き抜けて初夏の香りを運ぶ「薫風」と言う季語は、まさに今ですね。
和語に置きかえた「風薫る」がお馴染みです。
クヌギは、葉っぱの柔らかさに似合わず、幹の樹皮がゴツゴツ。
成長して幹が太くなると、表皮は引き裂かれて剥がれ落ちるのでゴツゴツした樹皮になるそうだが、それぞれの木の樹皮模様が異なり、よく見てみると面白いものだ。
樹皮がツルツルも、ガサガサの模様もある。