梔子を植え込である遊歩道を歩いていると、なんとも清々しい香りが。
花の本を開いて、香りの項を見たら、中国では、香りのある花が重んじられ、梅、菊、百合、茉莉花、木犀、水仙、そして梔子は七香(しちこう)として好まれていたようだ。
香りは良いが、葉に青虫が好んで潜み、新葉が一夜にして食い尽くされてしまったことがある。
それに、ふっくらとした純白の花は束の間で、雨なら良いが日照りには弱そう。
終り花は色が変わりはてて痛々しさを感じる。
小枝を失敬してきたので玄関に生けてみた。
家中に濃厚な芳香が漂よっています。