日時:2011-1-6
天気:晴れ
同行者:男女7名
[歩行コース] 八広駅→玉の井・いろは通り→東向島駅→曳船川通り→京島・キラキラ橘通り→十間橋→法性寺→十間橋→押上駅→東武館→森鴎外旧居跡→桜橋→吾妻橋→浅草寺→都営浅草線・浅草駅
(その1)玉の井・いろは通りと京島3丁目・橘通り
玉の井・いろは通り周辺
当然、家風も訪れていただろう
いち早く「634」を取り入れている。
車の入れない路地が多い。
木造モウルタルだ。
狭い路地の向こうに現代が覗いていた。
京島3丁目・キラキラ橘通り周辺
曳舟の地名となった川が昔ここにあった。両岸にアカシアの木が並んでいて、白秋の詩『片恋』の舞台ともなった。
秋の日の夕日の中をアカシアの葉が舞い落ちてゆき、「あかしやの金と赤とがちるぞえな----
片恋 の 薄着 のねるのわがうれひ / 曳舟の水のほとりを ゆくころを
この奥に橘館という映画館があって、それで、「橘通り」となった、と教えられた。映画館の跡に、ダイエー1号館が建てられたそうだ。橘銀座とも呼ばれる。
戦争中は各家の前に「防火用水」を置いていた。手前の青い入れ物は、今風の防火用水だ。
当時は杉板の外装が多かったが---
懐かしいコッペパンを焼いていたので、一行、ここで購入し、立ち食い。昭和23年に始めたそうだ。
NHK「夕暮れネット(?)」でも放映されたそうで、この店を訪れた多くの著名人の写真やら色紙が貼ってあった。
路地に入れば昭和の雰囲気だ。
東京にも、このような庶民的郵便局があるんだ