日時;2010年5月3日
場所;大和カルバリーチャペル、開演2時
チケット;千円
出演;ユーオーディア管弦楽団・合唱団
東名高速で都心から下って行き、小田急・江の島線を超えてすぐ、トンネルに入る直前、右下に見える教会が「大和カルバリー・チャペル」である。
アメリカにはあるかも知れないが、日本の教会では画期的なことのようだ。ユーオーディアの指揮者・柳瀬氏も大川牧師も、このようなコンサートをこの講堂で開くのが夢だったと言っておられた。ということは、もしかしたら、管弦楽団と合唱団による教会コンサートは、日本で初めてなのかも知れない。
ヴィヴァルディの「四季」や「おもちゃの交響曲」は勿論よく聴くが、卒業以来久し振りで「聖なる聖なる」を耳にして、学生時代を思い出した。
牧師・大川師の話はなかなか分かりやすく、親しみが持てた。憲法記念日にあたり、九条支持の力強い発言と、平和の「平」には十字架が隠されている、マイナスに縦を入れるとプラスになる、つまり、人生は「マイナス思考」ではなく、「プラス思考」で歩もう、という説教はユニークであった。その他の話もユーモアに富み、肩が凝らず、それでいて的を射ている。何しろ、話がうまい。
この日のコンサートの模様は、撮影禁止ということで、写真を掲載できないのが残念だ。
前にも述べた(→ネットで参加する日曜礼拝)が、この教会は、ホームページや放送網を使い、その布教活動を世界に発信している。時代と共に歩んでいる感じがする。
信者が多いので日曜礼拝などは一堂に入りきらず、時間を置いて3回に分けて行っているそうだ。なお、 「大和カルバリーチャペル」や「ユーオーディア・アカデミー」に関して詳しく知りたい人は、インターネットで検索してもらいたい。