※個人的にはスッカン沢の滝群も巡りたかったが、台風による道崩壊のため、分岐点から
雄飛滝への道は通行禁止。そちらも訪ねるなら、56号のPからスッカン沢を往復するしか
ない。下り片道で約1時間とのことだ。それで、今回は咆哮霹靂の滝往復、約4時間に
した。なお、桜沢を(→鹿股川→塩の湯→)塩原まで下る道も、以前から通行止めだ。
日時:2012-10-27
天気:曇り時々陽射し
同行者:身内の計6名
車:事故のためか、東北道が渋滞で、予定より一時間ほど遅れて現地に着いた。
鎌ケ谷(6:30)→松戸→外環→東北道→矢板IC→30号→56号→(11:10)
学校平・山の駅{レストランで昼食}--[ハイキング]--
山の駅(16:15)→(17:00)塩原温泉・ホテルニュー八汐
[56号線の状況]--「山の駅・たかはら」までは、思ったより早く着けるし、道路状況も良い。
だが、そこから塩原までは、視界の効かない深い山中を延々と走る。幅が狭くヘアピ
ンカーブ連続の薄暗い道路だ。凍結期は勿論、運転技術未熟な者は避けるべきだ。
徒歩タイム---往は下りだが、復は登りになるので、タイムはもっとかかる。
標準タイム:学校平・山の家(1時間)雷霆[らいてい]ノ滝(30分)咆哮霹靂の滝
[実際のタイム]
学校平・山の家(12:00)→(13:00)雷霆[らいてい]ノ滝(13:10)→(13:40)咆哮
霹靂の滝(13:55)→(14:25)雷霆ノ滝(14:30)→(15:45)学校平・山の家たかはら
矢板市観光協会の地図を利用
「山の駅・たかはら」には蕎麦やカレーなどを出すレストランがあり、土産物も販売している。ハイキング地図も用意してあり、管理人に訊けば、コース状況も応えてくれる。
前は広い駐車場になっていて、山の駅内部の他に、別棟に立派なトイレがある。
滝コースは、別棟のトイレ脇にある、レンガを敷き詰めた道から入る。
快適な山道だが、「クマ注意」の看板もある。静かな一人歩きでなければ心配ないだろう。
要所には立派な標識があり、迷うことはない。
twin sisters を先頭に枝沢を渡る。
やがて、本流の沢音が聞こえ出した。
桜沢に出会う。
これが雷霆の滝だ。直下まで近付けるので迫力満点。霆は「激しい雷」の意味。
雷霆の滝から咆哮霹靂の滝へ向かう。↓
桜沢に架かる吊り橋を往く
冒頭の地図に示した分岐×印の地点。ここから雄飛(夕日)の滝方面へは通行止め。
そちらの(素晴らしい)滝群に行くには、56号のスッカン沢入口からの往復になる。
分岐点から10分くらいで、ここに着く。咆哮とはライオンの雄叫びを思い出してもらうとよい。
霹靂は雷鳴。「晴天の霹靂」という言葉がある。
画面右手にある滑滝が咆哮の滝、左手の水量豊かなのが霹靂の滝。残念ながら、滝
直下まで接近できないので、迫力はイマイチだ。梅雨時や豪雨直後などに滝直下まで行ければ、多分、ライオンや雷がダブルで谷間にこだましているだろう。その状況こそ、咆哮霹靂
ノ滝だ。
霹靂の滝
この吊橋を渡って対岸に行けば、2つの滝に接近できるのかも知れない。また、ここを渡ら
ないと、塩の湯方面へ行けないのであろう。残念ながら、数年前から通行止めだ。
その吊橋の上から見た桜沢
帰りは学校平まで登りになるが、孫たちが元気を出して、どんどん先へ行く。それにつられて止むを得ず、我々老夫婦もひたすら山道を歩き、予想より早く「山の駅たかはら」に帰着した。
「山の駅たかはら」前の駐車場で。 山の駅で買い物などをしてから、塩原温泉に向かう。