ここのところ、8月下旬から妙な天気が続いている。一日の中で、太陽が輝いたり、曇ったり、豪雨がある。天気が読めないのだ。おかげで、予定していた旅行やハイキングはすべて中止となった。
9月になっても相変わらずだ。そんな中で、親戚に不幸が起こった。車にはねられて意識不明。急いで病院に駆け付けたが、本人は集中治療室の中。
残念ながら、意識を回復せず、一昨日帰らぬ人となった。当人は山形出身だ。そういうことで、昨日の告別式で、山形の人々と顔を合わせた。
瑞江の火葬場で待っている間、当人の兄さんに訊いてみた。「花笠音頭」に出てくる花のことである。 以前に、「奥の寄り道3日間」というのをブログで、最上川舟歌、新庄節、花笠音頭などの歌を取り上げた。花笠音頭に関しては、「花の山形、紅葉の天童、---尾花沢」という歌詞がある。ところで、花とは、桜と思っていた。それで、(狭義の)山形の桜の名所は何処なのだろうか?そんな名所があるなら、来年は東北三大桜名所巡りに、ぜひ、そこを加えたい、とかねがね思っていたからだ。私には、地図を見ても思い浮かばない。
「『花の山形、紅葉の天童、---』とありますが、花って何ですか?」と質問すると、「あれは紅花だよ」と、すぐ返ってきた。そうなのか、---これで長年の疑問が解けた。
ついでに、天童の紅葉名所や、尾花沢の雪景色に関しても、訊ねたかったが、火葬場職員のアナウンスに席を立つしかなかった。