日時:2012-6-7
天気:晴れ後曇り
メンバー:男女4名
*1名は私の大学時代のクラブの後輩です。クラブ名は「児童文化研究部」で、どこの大学でも「童研」で名が通っていた。残念ながら、現在では廃部となったようだ。このクラブは何をするのか、守備範囲が広いが、私は人形劇や影絵の声と操作同時のキャストで通した。
部活動の合間に、このF 君ともよく山に行った。
参考、前回の記事→白岩の滝群から日の出山へ
コースとタイム[徒歩約4時間半(休憩時間を除く)]
白岩滝バス停(8:25)---(8:35)白岩滝説明版--[滝が続く道]--(8:50)F6[白岩の滝](9:00)--F12(9:20)--(9:30)林道に上がる--[小さな沢沿いの道]--(9:55)最後の水場--(10:10)麻生山・日出山方面標識--麻生山を巻く--標識のある五叉路---(11:20)東雲山荘前トイレ(11:25)---(11:35)日の出山[昼食](12:05)---(13:15)林道---(13:40)つるつる温泉(14:00)--[バス]→武蔵五日市駅
地図--全体図は前回のを見てください。今回は、ポイントとなる2ケ所の詳細図のみを作成した。もちろん、カシミール3DとGPS logger "m-241" , ソフト「ペイント」にお世話になった。更に特筆すべきは、連瀑帯に関しては、かつて詳しく調査した人がいて、その人(残念ながら現在のネットには載っていません)が、作成してくれた図があり、滝のナンバーはその図を参考にした。私の作製図→滝の位置やGPS軌道に関しては、正確ではありません。
連瀑帯の王者はF6の白岩の滝でしょう。小橋を渡ると、対岸に全体像が良く見える場所があります。F1は、前記参考図とは異なるのですが、下流から見て、雨乞橋の手前でしょう。
駐車スペースからは全体像が見えるのですが、残念ながら、雨乞橋に向かうと見えなくなります。
F3
F6(白岩の滝)
F7
F8(?)--休憩に適している場所
F9
F9を後にして次へ
F9の上部
F10 or F11(?)
F12--この後も小滝はあるが、連瀑帯の最後か
林道を横断して、左手に小さな沢の沢音を耳にしながら鬱蒼とした緑の道を行く。
最後の水場で樋から流れ落ちる冷たい水を飲み、そこから登って行くと、視界が開けて次の林道に出る。出たらすぐ左手前方に注意。そこに「麻生山・日の出山」方面を指す標識があり、林道から離れて、左手の山道を登っていく。麻生山に登る意思がない場合は、林道をそのまま進んでも行けそうな気がする。
だが、標識に従った。途中で2ケ所くらい、左右に分かれる分岐点があったが、巻き道のようなので、いずれも右を選んだ。たぶん、左を選ぶと、どんどん上へ行って麻生山に着くのであろう。だが、前回の失敗があるので、今回は、頑なに巻くことにした。大事な分岐点で標識がなく、上図左端に記した所にしか無かった。ここの箇所では役に立たないのに。
やがて森の中の尾根道を往くようになるが、日の出山は未だ遠い。
空がどんよりしてきた。この辺から日の出山へは、距離・時間ともにかなりある。
日の出山下の林道が交差する5叉路には立派な標識があり、日の出山へは0.5キロ、
とある。やれやれと思いきや、ここからがキツイのだ。頂上直下の立派なトイレ施設前に辿り着くころは、疲労困憊だ。近くには東雲山荘。多分、ずっと下には(ロン・ヤスで有名になった)日の出山荘があるのだろう。
2年前に来たとき、ギボウシの写真を載せた。それがいけなかったか、今回、いくら探しても、そこには無かった。その代わり、山頂付近には山ツツジやシャクナゲが目立った。同じ時期だというのに、前回のときは無かったので、その間、有志が植樹したのであろうか。
山頂には小学生の団体が来ていた。訊くと2クラス分で、小学3年生ということ。皆元気で集合写真を撮る準備をしていた。
我々は景色の良い山頂でお弁当。遠くまで山は見えるのだが、かすかに霞んでいる。おにぎりを食べているうちに空模様が怪しくなってきた。雨具の用意はしてきたが、雨の中は歩きたくない。そこで、食後の休息もそこそこに、山を降りることにした。途中で出会ったのが、下の写真の場所だ。
ザックを置いた岩に日本武尊が顎を載せたのであろうか
そこから下って行くと、やがて舗装の林道に出た。あとは、右手下の沢音を聴きながら、どんどん下って行った。
「つるつる温泉」前で20分くらい待ったら、思いも寄らぬ機関車型のバスが来た。
これに乗って武蔵五日市まで走ることになった。(バス代390円)