訪問日:2020-01-06
同行者:鎌ヶ谷ハイク&ウォークの会、メンバー5人
天気: 晴れ
徒歩コースとタイム--歩行距離、約13キロ
*トイレ(白井市役所、白井木戸公園、中華店・幸楽苑)
白井市役所*(10:20)→熊野神社→大師堂→(11:10)八幡社(11:40)→仏法寺
(11:50)→鳥見神社(12:45)→(13:15)白井木戸公園*(13:35)→北総白井病院→
木下街道→(14:30)中華店・幸楽苑[昼食](15:25)→(15:40)鎌ヶ谷大仏駅
大師堂の裏山で。大師堂は、廃れた姿でした。
八幡社---仏法寺はよく寄るが、此処は初めてだ。それにしては、思いもよら
ぬ神社で、民俗学的には大いに興味をもった。1月15日といえば、もうす
ぐだ。このような里で、いまだに弓矢を使う神事が行われているのだ。
大昔から存在する産土神(うぶすながみ)であるとも書いてある。
八幡社は小高い丘の上にあり、その境内の一隅に祀られてあった。
右端の「伊勢朝熊岳」が気になり、帰って来てネットで調べた。
→朝熊岳金剛證寺 - 伊勢志摩スカイライン
これによると、朝熊はアサマと読み、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊
かけねば片参り」と伊勢音頭にも唄われたとのことだ。
境内からは、隣にある仏法寺の観音様が拝める。
仏法寺--この天台宗の寺には、これまで数回訪れている。
以下を参照してください。→元三大師・慈恵大師・良源//元三大師(ガンザンダイシ)とは - コトバンク
白井市七福神、寿老人。
(富ヶ谷)鳥見神社---神話に出てくる神を祖とする産土神(ウブスナガミ)である。
神社名の鳥見・トミは、遠見→登美・富→鳥見の変遷と考えられる。
参考①→千葉県北西部の鳥見神社 (7) <白井市・富ヶ谷 ... - かまがや散歩
参考②→鳥見神社 (白井市復)の「茅の輪」くぐり | 千葉ニュータウンオンライン
10年くらい前の正月に来たときは、上の写真のように立派な茅の輪が設
置されていて、私も潜った。だが、下の写真にある記念碑の文面---
平成11年には「氏子数九戸」とあり、当主の高齢化により、管理も不行き
届きとなったようだ。この日は、境内に茅の輪は無く、新年を迎える準備
もされていなかった。
参考③→富塚鳥見神社の向拝の龍
鳥見神社の由来・本殿の彫刻群と、そのテーマ『二十四孝』、およ
び建築様式などが参考になる。
「鳥見神社再建記念」碑
祭神は饒速日命(にぎはやひのみこと),富美屋毘賣命(とみやびめのみこ
と)、宇麻志摩遅命(うましまじのみこと)。前二柱は夫婦で、最後はその子。
神話に出てくる神々で、そこに由来するのは産土神(うぶすながみ)だ。
氏を守る氏神より以前の神と言っていい。
なお、富塚鳥見神社の祭神と比べると、二番目は登美夜須毘売、三番目は
宇摩志麻治命で、漢字が微妙に異なっている。
※本日は大昔から続く茅の輪潜りの伝統が、どのようになっているかの確認
が主目的だったので、あとは鎌ヶ谷大仏駅まで歩くことにした。途中の中
華店で遅い昼食をとり、そのまま木下(きおろし)街道をひたすら歩いた。
計13キロ歩いたことになる。