井山裕太八段がベスト16まで進出し、
期待されたBCカード杯。
相手は、韓国の趙漢乗九段。
韓国でも井山八段は注目されていて
土曜日の夜という
見学には絶好の時間帯での対局。
兄弟子の三村智保九段のブログに
碁の内容の事が載っていたので
ご教授ではないですが
僕も並べた感想を簡単に。
棋譜は、幽玄の間で。

井山八段の白番で
白Aとかかった所。
白がやや良さそうですが
黒1に白2は頑張りすぎた気も。
平凡に白Bで十分な形勢だと
思うんですが・・・

続いて白1の変化球。
白5で6も有力そう。
黒8から白Aを咎められ
黒22までとはっきり
治まられては苦しそう。
白21では、

白1かと思いましたが・・・
黒2には、白3が成立するので

白1には、黒2、白3と
気合いのフリカワリでしょうか。
これならまだ難しかったでしょう。
この後は、チャンス無さそうです。
趙漢乗九段の逃げ足は速いですね。
井山八段にとって不本意な碁でした。
次の世界戦は、富士通杯。
井山八段だけでなく
僕もガンバリマス!!!