十段戦本戦・一回戦
仲邑信也八段戦(黒)

珍しい序盤戦となりました。
黒1,3は、やや早かったか?
利くなら打ちたい手ですが、
Aと荒らすべきだったかも。
白は、4と手抜き。
(手を抜くなら白2、黒3の
交換は、無いほうがよかった)
黒5は約25目。
この時点で大きいのか
わかりませんが、もはや気合。
白6の場面で形勢判断。

まずは、手割り方式。
左下白▲の6子は、
ほぼ廃石なので取り除きます。
黒も余分な6子を取ると・・・

こうなります。
この図は、白がばかに優勢ですね。
ただ、実戦はこの図から
かなり白が持ち込んでいます。

もうひとつの形勢判断。
お互いのシマリ(○石)を
同じ大きさとすると、
左下の黒と右辺の白、
どちらが大きいか。
確定地は、黒25目、白30目
ぐらいですが、
黒は猛烈に厚く、白は薄い。
なんだかんだで、いい勝負かと
思っていました。
実戦は、中盤あたりで優勢になりましたが
地合いの勝負で行くか、
相手の石を攻めに行くかで迷ったあげく
攻めに向い、そのうち捕りかけに。
思ったより、かなり味が悪く
冷や汗をかきましたが、
無事捕獲して勝ち。
十段戦もリベンジにむけて
頑張りたいと思います。
仲邑信也八段戦(黒)

珍しい序盤戦となりました。
黒1,3は、やや早かったか?
利くなら打ちたい手ですが、
Aと荒らすべきだったかも。
白は、4と手抜き。
(手を抜くなら白2、黒3の
交換は、無いほうがよかった)
黒5は約25目。
この時点で大きいのか
わかりませんが、もはや気合。
白6の場面で形勢判断。

まずは、手割り方式。
左下白▲の6子は、
ほぼ廃石なので取り除きます。
黒も余分な6子を取ると・・・

こうなります。
この図は、白がばかに優勢ですね。
ただ、実戦はこの図から
かなり白が持ち込んでいます。

もうひとつの形勢判断。
お互いのシマリ(○石)を
同じ大きさとすると、
左下の黒と右辺の白、
どちらが大きいか。
確定地は、黒25目、白30目
ぐらいですが、
黒は猛烈に厚く、白は薄い。
なんだかんだで、いい勝負かと
思っていました。
実戦は、中盤あたりで優勢になりましたが
地合いの勝負で行くか、
相手の石を攻めに行くかで迷ったあげく
攻めに向い、そのうち捕りかけに。
思ったより、かなり味が悪く
冷や汗をかきましたが、
無事捕獲して勝ち。
十段戦もリベンジにむけて
頑張りたいと思います。