竜星戦予選・レドモンド九段との対局(黒)

白Aと打った局面。
白の確定地は、すでに50目ほど。
黒は、左辺の模様で勝負しないといけません。

黒1と右下の白を凝らせながら、模様を拡大する作戦。
白2なら、黒3からツケた石を捨てる予定。
通常は、白8と取られてはいけませんが、
この場合は、左辺の黒模様が立派ですし
白石が右下で重複しているので、黒も打てます。
ただ、後から考えると、
白6でAと打つ変化が難しい。。。

実戦は、白2だったので、黒3から9まで大きな模様に。
打ちやすいかと思いましたが、白10が好見当で難しい碁。
黒3では、6と辛く打つべきだったかも。
この後、白10の石を上手く攻める事ができ、勝ち。
対局後は、注目の富士通杯決勝戦を皆で検討。
孔傑九段(中国)が李世ドル九段(韓国)を破り優勝。
孔傑九段は、ここ1~2年勝ちまくっています。
今、もっとも「打てている」棋士ですね。

白Aと打った局面。
白の確定地は、すでに50目ほど。
黒は、左辺の模様で勝負しないといけません。

黒1と右下の白を凝らせながら、模様を拡大する作戦。
白2なら、黒3からツケた石を捨てる予定。
通常は、白8と取られてはいけませんが、
この場合は、左辺の黒模様が立派ですし
白石が右下で重複しているので、黒も打てます。
ただ、後から考えると、
白6でAと打つ変化が難しい。。。

実戦は、白2だったので、黒3から9まで大きな模様に。
打ちやすいかと思いましたが、白10が好見当で難しい碁。
黒3では、6と辛く打つべきだったかも。
この後、白10の石を上手く攻める事ができ、勝ち。
対局後は、注目の富士通杯決勝戦を皆で検討。
孔傑九段(中国)が李世ドル九段(韓国)を破り優勝。
孔傑九段は、ここ1~2年勝ちまくっています。
今、もっとも「打てている」棋士ですね。