第31期阿含・桐山杯本戦、芝野名人戦(黒)
白1、3と封鎖されて、中央の黒と
左下の白との攻め合い。
難しすぎて混乱している上に、
このあたりで両者秒読みとなる。
全く読めていないまま、黒1と打ちましたが、
白2が急所だったようです。
黒3から順番ずつ詰めていきましたが、
白16まで進んでも、コウが多すぎて
まだ現状を把握できてない。
黒1のコウが勝てないのが、痛い。
白8まで進んで、ようやく分かりました。
これは、本コウなのか!
そして、全然ダメなことに気がつきました。
ほどなく投了。
局後の検討で、芝野名人に教えてもらいましたが、
黒1を先に打ってから黒3が最善だったようです。
黒13まで進んで・・・
黒10まで、ダメを詰めると3コウ無勝負のようです。
芝野名人「そんな気はしていた。」
どこまで読めているんだか。
局後の検討では、これが最善との結論でしたが・・・
黒1から黒3でも、白4から白6と打たれると
やはりダメなようです。
白14まで、この図は黒有利の一手ヨセコウですが
黒のコウダテが少なすぎます。
ただ、打っていると白も不利な一手ヨセコウを
選択するのは勇気がいるので、
黒1と打てば、無勝負の可能性は高かったです。
芝野名人とは、ヨミの精度に
かなり差があると感じました。