渉の足跡

SL230からSEROW250Sへ変化しても、ひき続き「バイク旅」を主な話題に ぐだぐだと書き綴るブログです。

中信(長野県)でダム巡り(③高瀬渓谷3ダム)

2023-07-02 06:25:48 | めざせ!ダムマニア
  
 

< 中信(長野県)でダム巡り(②ホテルアンビエント安曇野)からの続き... > 
 


2023年6月27日(火)
突然ですがクイズです。 日本で一番高い山は ・・・チッチッチ・・・ 富士山 ピンポン!。 2番目の山は ・・・チッチッチ・・・ 南アルプスの北岳(標高3192m)。
では、日本で1番高いダムは ・・・チッチッチ・・・ 黒部ダム(堤高186.0m)ピンポン!。 2番目に高いダムは ・・・チッチッチ・・・ ブッブー 時間切れです。 

今日の目標は信濃川水系高瀬川の「大町ダム」「七倉ダム」「高瀬ダム」の通称 高瀬渓谷3ダム。
ただ、国内2番目の高さを誇る「高瀬ダム(堤高:176.0m)」へ行くには 特定タクシーを利用するか徒歩しかないらしい。 ど、どうする?
それに 七倉ダムと高瀬ダムのダムカードは、施設(七倉山荘など)を利用した方限定とのことで、なんか気分が悪いんですけど...

そうは言っても、せっかくなので近くまでは行ってみようと8時過ぎに宿を出て、昨日走った道を大町方面へ戻ることに。  
道路は濡れているものの天気予報は「曇り」で降水確率40%。 この時期、雨が降らなければ御の字でしょう。





そんなことで、まずやって来たのが 大町ダム。堤高/堤頂長(107m/338m)の重力式コンクリートの多目的ダム。
国交省管理のダムは どこも奇麗に整備されていて、ダムカードも隣接している 大町ダム情報館でもらうことができました。
県道326を逸れ、高瀬川沿いの道に入ると突如目の前に大きな堤体が現れ 感動的な出会いでした。

 

 



ちょっと驚いたのがダム湖の名前が「龍神湖」というとこで、地名からではなく 伝説「犀龍と泉小太郎」に由来しているらしい。
カッコよすぎでしょう。

 



さらに 車で10分ぐらいの距離にあるのが七倉ダム。 堤高/堤頂長(125.0m/340m)ロックフィルダムで東京電力管理の発電専用。
県道326を走っていると突然視界に飛び込んできて、思わず「うお~」と叫んでしまいました。 ダム下は 広大な広場(駐車場?)で
オフロードバイクなら1日遊べるかも。 

 

 



ダム湖には名前がなく上流の高瀬ダムとの間で揚水発電をやっているとのことだが、天端に行くには洪水吐横の階段を上るしか方法がありませぬ。
この階段を上るか上らないかで体力とダムマニア度を試されるらしい。 私? もちろん上りませんでした。 まだ駆け出しのダムマニアですから



そして、どうしようか迷いながらやって来たのが「高瀬ダム」入り口の七倉山荘。 雨が降りそうになければ 片道だけタクシー利用して、
帰りは約6kmの道のりを歩いて戻ってくるつもりではいたのだが... 

 



そこで、1台だけ待機していたタクシーに片道料金の確認をすると、待ってましたとばかりに 今なら「とくとくタクシー」のクーポン利用で
3千円で往復できるとのこと。 この日は七倉山荘にも まったく人気(ひとけ)が無く 相乗りも期待できそうにありません。
それならばと、ちょっと迷って 往復タクシーに決定。 おまけに、七倉ダムと高瀬ダムのダムカードも すんなりゲットすることができました。

 



ダム全体が見たいと言えば ダム下に停車してくれたり、天端に着けば 吊り橋まで歩きで行ってきなさいなど、ガイド付き観光タクシーそのも。
楽って言えば楽でしたけど、駆け出しダムマニアとしては もう少し苦労して 秘境感を味わいたっかたですけど。

 

 



その高瀬ダムは 堤高/堤頂長(176.0m/362.0m)のセンターコア型ロックフィルダムで東京電力管理の発電専用。 ダム湖は「高瀬湖」。
黒部ダムに次ぎ国内2番目の高さで、ロックフィルダムではもちろん日本1位。 ← クイズの答えです。

 

 



七倉山荘から高瀬ダムまでの道路は東京電力の管理道路で、この日はダンプが ひっきりなしに行き交っていました。
半分トンネルで歩道がない 狭い道を歩いて帰ってくるのは、かなり怖かったと思います。 タクシー利用が正解だったかも。

 



ちなみに、七倉ダムと高瀬ダムのダムカードは非公式ダムカードとのことです。 が、公式と非公式の違いは よく分かりましぇん。





国土交通省HPの "ダムカードって何?" というとページには...
国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理するダムでは、ダムのことをより知っていただこうと、平成19年より「ダムカード」を作成し、ダムを訪問した方に配布しています。
カードの大きさや掲載する情報項目などは、全国で統一したものにしており、おもて面はダムの写真、うら面はダムの形式や貯水池の容量・ダムを建設したときの技術、といった基本的な情報からちょっとマニアックな情報までを凝縮して載せています。
カードは、国土交通省と水資源機構の管理するダムのほか、一部の都道府県や発電事業者の管理するダムで作成し、ダムの管理事務所やその周辺施設で配布しています。
 との説明がありましたけど。



では、では、



< 中信(長野県)でダム巡り(③梓川三姉妹)へ続く... >



    

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中信(長野県)でダム巡り(②... | トップ | 中信(長野県)でダム巡り(④... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

めざせ!ダムマニア」カテゴリの最新記事